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2003年11月29日

初冬の波

冬は北極からやってくる。北極の寒気がググッと強まると、その寒気に押し広げられるように、偏西風、北極を中心に円を描くように吹いている強い風が日本に向けて南下する。冷たい北風が、秋の名残りの暖かい空気と、日本海でぶつかって、初冬の波をもたらしてくれる低気圧が発生する。
この低気圧は、日本海を南に進みながら猛烈な勢いで発達して、時には一日に気圧が24ヘクトパスカル以上も低下する(普通の低気圧は一日に10ヘクトパスカルぐらい)。爆弾低気圧と呼ばれる、この初冬の波の元が太平洋側の海上を南下すると、最初は千葉に、そして房総半島を回りこんで、湘南にも波がやってくるのです。
低気圧は比較的、陸地から近い海を通過するので、波はすぐになくなってしまうことも多い。低気圧に向けて風が吹き込む寒い北風、雨混じりの強いオフショアでもメゲずにさっさと海に入るのが、この季節にいい波をゲットするこつ?16~17度の気温に比べて、海水温はまだ20度前後と4月から5月並み。海に入ってしまったほうが暖かいのです。
北極からの冷たい偏西風と、まだ残っている暖かい空気のぶつかり合いの低気圧の後には、中国大陸から移動性高気圧がやってくるので、この季節には定期的なサイクルで晴れの日と、雨の日が入れ替わるそう。
参考文献 「サーファーのための気象ガイドブック

Posted by jkanekomt at 2003年11月29日 20:41 | trackBack



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