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書籍「燃料電池ビジネスの本命”住宅市場”を狙え!」から、もう少し引用。燃料電池ビジネスが革新的である理由と、ビジネスとしての可能性について。
かつて、化石燃料というエネルギー資源を利用可能なエネルギーに変える技術が産業革命をもたらした。その主役となったのは、ボイラー、タービン、ピストンエンジンといった内燃機関であった。重要なことは、産業革命を起こしたのは石油、ガス、石炭といったエネルギー資源そのものではなく、これら化石燃料を利用可能なエネルギーに変換するシステムであったことだ。
燃料電池がエネルギー分野でのさまざまな優れた新技術の中で最も注目されるのは、まさにこの点にある。エネルギー革命はエネルギー資源の開発ではなく革新的なエネルギー変換システムが生まれたときに起こるのである。
化石燃料をエネルギーに変換する内燃機関ではなく、燃料電池は新しい化学的な変換システムといえます。このエネルギー変換システムの変革に加えて、様々な情報サービスが組み合わさることで、さらに大きな変化に結びつくのではないか、とも書籍では指摘されています。
ESP(Energy Service Provider)という、店舗や施設の電気機器にセンサーを取り付けてエネルギーデータをコンピューターで解析し、電気の使い方、機器の仕様等に関する改善のためのサービスや、エネルギー効率の改善を保障することをビジネスとする、ESCO事業も紹介されています。
工場やビルの省エネルギーに関する包括的なサービスを提供し、それまでの環境を損なうことなく省エネルギーを実現し、さらにはその結果得られる省エネルギー効果を保証する事業です。また、ESCOの経費はその顧客の省エネルギーメリットの一部から受取ることも特徴となっています。
ESCO事業を導入するメリット
ESCO事業導入による 省エネ効果をESCOが保証 するとともに、省エネルギー改修に要した投資・金利返済・ESCOの経費等は、全て省エネルギーによる 経費削減分でまかなわれます。また、契約期間終了後の経費削減分は全て 顧客の利益 となります。
こういったエネルギー制御のノウハウが、燃料電池のメインテナンスや、電力系統との接続をコントロールするサービス網の構築にも活用されていくのかもしれません。ノウハウがIT技術と組み合わさって、ソフトウェアの形になる、さらにはオープンソースとして流通するようになると、色々な可能性がまた生まれそうです。
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