2005年3月25日

夕暮れのコーヒーは未知の味覚

本当にフレッシュなものは、まったく未知の味覚を刺激する。と、あえておおげさに宣言してしまおう。飲んでみないと、永遠に知り得ない新鮮な味。キリマンジャロ?コナ?いやいや、もはや銘柄など関係なくて、つまりはコヒーという植物のエッセンスが凝縮された茶色の体液なのです。そのエッセンスの鮮度こそ味。

Moivaro Coffee Plantation Lodge というだけあって、周囲はコーヒー畑にかこまれている。5月には収穫ができるとのことで、青々としたコーヒーの実は、プチプチと音をたてるようにコーヒーの幹から実り始めていた。


ロッジで今だされているのは、去年の9月に収穫したものだそうだが、とにかく口をつけるとまず驚いて、飲み始めると止まらない。そして何度、口に含んでもびっくりする。びっくりする感覚を味わいたくて、また飲みたくなる。つまり中毒だ。


この極上のコーヒーはいつ飲んでも美味しいが、夕暮れ時の庭で飲むのが最も効果的。太陽が地平線に近付くころに最初の一口。二口、三口と飲み進めるうちに、徐々に夜が迫るのとは逆に、ピュアなカフェインで目は覚めて、樹木の黒い陰と、夜の青い空のコントラストが鮮やかに目に染み込んでくる。


モイバロの庭から見える、昼と夜のMt. Meru。

 

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作成日 : 2005年3月25日 00:28