Pemba空港で待ち合わせ
降り立ったPembaの空港は、日本のローカル鉄道の無人駅のよう。ここからは、ATRという、WEBで見つけたイギリスの旅行会社が手配してくれているはず。なにぶん、急に申し込んだので、飛行機でナイロビについてから、ホテルのネットカフェで予約確認のメールを受け取ったぐらい。ATRも、社員数人の小さな会社っぽいけれど、WEBページで書いてある情報が異常に詳しいので信用してみた。しかし旅行者が数人しか降りないような、こんな離島で果たして。。
と、小さな改札を出ると、「Kaneko」と名前を書いた紙を持つおじさんが一人。「Kanekoです」というと、「オー、マッテタゾ」とたどたどしい英語。日本から、イギリスの小さな旅行代理店にネット経由で申し込んで、アフリカの離島の空港に迎えがきているなんて、ちょっと感動。

迎えにきてくれたチューワンの車に乗り込み、近くのチャケチャケの街でチューワンの奥さんをひろう。差し出してくれたサトウキビの輪切りはフレッシュで、冷えたアイスキャンディーよりすがすがしい甘さだ。
ちなみに車は日本車の中古のバン。アフリカでは圧倒的に日本車が多く、サファリではトヨタのランドクルーザー、都市部では日本語の会社名がペイントされたままの中古の商用バンや軽トラックが、乗合バスなどに改造されて活躍している。


チャケチャケは街と言ってもメインストリートは数百メートルぐらいしかない。街の外に出ると、熱帯の樹々のなかに、藁葺き土壁の小さな民家がまばらに並ぶ。Pemba島は、別名スパイスアイランドと呼ばれるフレッシュスパイスの産地で、シナモン、クローブ、カルダモンなど日本では乾燥した状態でしか見たことが無いスパイスの原木を沢山見ることができる。今までに見たことが無いようなアフリカの田舎の光景。これは本物の秘島に来たなー思いつつ、一時間ほどするとチューワンが車を乗り換える必要があると。
続く 「1965年製ジープでさらに奥地へ」
