新しいiMacに、Unix環境を構築したので、その手順をまとめておきます。
Xcode Toolsのインストール
MacのUnix環境を使うには、何はとも あれXcode Toolsが必要。様々なUnix系のツールを、ソースからインストールするためのコンパイル環境を整えることができます。Xcode Toolsは、Macインストールディスク1に含まれているので、これをインストール。
MacPorts(DarwinPorts)のインストール
1/4追記 : コメントで教えていただいたのですが、DarwinPortsのプロジェクトはいったん終了して、2006年9月からMacPortsと言う名前で新たにスタートしているそうです。MacPortsのサイトからダウンロード&インストールするのがよいかと思われます。
日本語での詳しいインストール手順を公開されている記事。
はこべにっき# - MacPortsでステキなUNIXツールをインストール
Unix系のツールをインストールするのに便利な、パッケージ管理ツールのDarwinPortsをインストールします。以下のページからバイナリをダウンロードしてインストール。
ターミナルの設定
OSXのUnixコンソールである、terminal.app の設定をします。まずは日本語関係。ターミナル・メニューの「ターミナル > ウィンドウ設定 > ディスプレイ」で以下をチェック。
- 日本語や中国語などにワイドグリフを使用する
- ワイドグリフは2桁とカウントする
ホームディレクトリに、.inputrcというファイルを作り、以下を記述。
set output-meta on set convert-meta off set meta-flag on
同じくホームディレクトリに、 .bash_profile で以下を記述。
export LANG=ja_JP.UTF-8
コマンドライン・ツールのインストール
PATHを通したら、DarwinPortsを使ってコマンドライン・ツールをインストール。まずは、何かと必要なwgetから。
iMac:~ kaneko$ sudo port install wget
次に、ターミナルからSFTPすることができる、FTPクライアントのlftp。
iMac:~ kaneko$ sudo port install lftp
lftp の機能や、ソースコードからのコンパイルはこちらを参照。
このlftpと連携させて使うのに便利なソフトがfcd。ターミナルで、fcdとタイプすると、Finderで開いているディレクトリに自動的にcdしてくれます。例えば、Finderで画像のフォルダをブラウズした後に、ターミナルに移ってfcd。lftp のmputで一気に画像をアップロード、というように使えます。fcdの作者さんは、その他にも沢山の便利なアップルスクリプトを公開されています。
fcd.shを、PATHの通っているフォルダに置いたら、 .bash_profile で以下を追加。
alias fcd='source /Users/username/unix/bin/fcd.sh'
Carbon Emacs とWEB開発環境
macのWEB開発環境は、人それぞれ千差万別だと思いますが、emacs派にはCarbon Emacsという便利なパッケージがあります。ダウンロードして、ドラッグ&ドロップするだけでインストール完了。マック固有のコマンドキー系のキーバインドを設定できるMacKeyModeや、psgml、ruby-mode、mmm-modeなど一般的なemacsモードがあらかじめ含まれています。
FAQになりそうなポイントも上記のページにほとんど書かれています。この辺は設定必須ですかね。
Carbon Emacsでどこまで設定が必要なのか、ちょっと把握しきれていないところもあるのですが、画面の色以外の設定では、以下のような項目を設定してみました。ホームディレクトリの .emacs.el に記述して保存。
(set-language-environment 'Japanese) (set-default-coding-systems 'utf-8-unix) (set-terminal-coding-system 'utf-8-unix) (set-keyboard-coding-system 'sjis-mac) (set-clipboard-coding-system 'sjis-mac) (setq-default buffer-file-coding-system 'utf-8) (prefer-coding-system 'utf-8) (setq load-path (cons (expand-file-name "~/.emacs.d") load-path)) (server-start) (setq c-tab-always-indent t) (setq default-tab-width 4) (setq indent-line-function 'indent-relative-maybe) ; 前と同じ行の幅にインデント (setq mac-allow-anti-aliasing nil) ; mac 固有の設定 (setq mac-option-modifier 'meta) ; mac 用の command キーバインド (mac-key-mode 1) ; MacKeyModeを使う (global-set-key "\C-x\C-i" 'indent-region) ; 選択範囲をインデント (global-set-key "\C-m" 'newline-and-indent) ; リターンで改行とインデント (global-set-key "\C-j" 'newline) ; 改行 (global-set-key "\C-cc" 'comment-region) ; C-c c を範囲指定コメントに (global-set-key "\C-cu" 'uncomment-region) ; C-c u を範囲指定コメント解除に (show-paren-mode t) ; 対応する括弧を光らせる。 (transient-mark-mode t) ; 選択部分のハイライト (setq require-final-newline t) ; always terminate last line in file (setq default-major-mode 'text-mode) ; default mode is text mode (setq completion-ignore-case t) ; file名の補完で大文字小文字を区別しない (setq partial-completion-mode 1) ; 補完機能を使う ;; スタートアップメッセージを非表示 (setq inhibit-startup-message t) (if window-system (progn ; ツールバーの非表示 (tool-bar-mode nil)))
.bash_profile で以下を追加すると、ターミナルでemacsをタイプしたときに、Carbon emacsが起動。
alias emacs='/Applications/Emacs.app/Contents/MacOS/Emacs'
HTMLの編集には、nxhtmlというモードを使っていたのですが、最近、単体での配布がされなくなってしまったようなので、以下の記事を参考にさせていただいて、PSGMLモードを使い始めました。こちらもかなり快適。
その他、沢山のサイトを参考に
subversionのインストール
Unix環境では、WEB開発をサポートする強力なオープンソースのツールが大量に存在します。過去のインストール記事を見ながら、subversionをインストール。

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コメント
s/DarwinPorts/MacPorts/
にしませんか?
(set-file-name-coding-system 'utf-8)
こうすると、ファイル名の濁点などが文字化けします。Carbon Emacs ではデフォルトで対処されているので、何も設定しなくて良いと思います。
こんにちは。DarwinPort は、MacPortsとして生まれ変わっていたのですね。emacsのご指摘もありがとうございます! 変更しておきました。
lftpはFTPS(FTP over SSL)対応であってSFTPは非対応みたいですよ。
すみません、まちがいました。lftpはsftpにも対応してました。
>export LANG=ja_JP.utf-8
正しくは ja_JP.UTF-8 でなければなりませんよ。
おっと、ありがとうございます。修正しました。
使ってくれてありがとうございます。
昨日、fcd を更新しました。
おおっ! fcd 、なくてはならないぐらい活用させていただいています。早速バージョンアップしてみます。コメントありがとうございます〜