数年ぶりに湘南を直撃した台風9号。8月30日に太平洋の真ん中で発生してから、日本に向けて洋上を西進。9月4日には小笠原諸島、父島の近海でコースをぐぐっと北にまげて関東直撃コースに。ただ、完全な東うねりだったせいか、湘南には5日水曜になっても波が入らず、湘南のサーファー数百人に待ちぼうけを喰らわせつつ、つづく木曜日には一気にサイズアップして、わずか半日でビーチ全域クローズド・アウトとなった。



しかもその破壊力たるや凄まじく、海は台風の熱量で潮が沸き立ち、激浪がそこかしこでぶつかり合って、水柱を吹き上げていた。完全なる混沌のようにも見える時化の海だが、荒くれた波を束ねて、恐ろしくも美しく巨大な波は、遥か沖から悠然と、水煙をたてて岸ににせまってくる。海の化身は、自らの境界に近付くと、鎌首をもたげて白い牙をむき、大きな咆哮をあげると、ゆっくりと海界(うなさか)に帰っていった。

































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コメント
おお、激しいね。迫力の波は魅せられるよね。
おー、ひさしぶり。このときは結局、今年で一番激しい台風だったね。