2008年9月18日

Amazon S3に独自ドメインを設定して、ウェブサイトの一時的なアクセス集中に対応

Amazon S3を実際に使う機会があったのですが、実は結構、活用するシーンが色々あるサービスだなと思いました。例えば、ウェブサイト運営のこんなニーズ。

  • メールマガジンを数千人に一斉送信する際の、HTMLメールの画像リンク先
  • 販売しているソフトや動画などのダウンロード
  • プレゼン資料や、素材などのダウンロード
  • Podcastingでの、音声や動画ファイルの配信
  • ブログパーツなど、他のサイトから多量にアクセスされるファイル

S3は、独自ドメインを設定して利用できるので、URL的には自分のサイトのように見せることができる。設定方法は、以下のマニュアルページに。

簡単にまとめると、例えば『 s3.goodpic.com 』という自分のドメインにマッピングしたい場合。

  1. s3.goodpic.com という名前のS3 Bucket を作成する。
  2. S3対応のFTPソフトや、S3ブラウザなどでBucketにファイルをアップロード
  3. 標準だとファイルには、このようなURLでアクセスできる
    http://s3.goodpic.com.s3.amazonaws.com/samples/IMG_8262.jpg
  4. 自分のドメインを管理しているレジストラなどで、CNAMEを設定する
  5. ドメインマッピングされて、以下のようなURLでアクセスできる
    http://s3.goodpic.com/samples/IMG_8262.jpg

CNAMEの指定は、以下のように設定。

CNAME s3 s3.goodpic.com.s3.amazonaws.com.

DNSの設定が浸透すると、『 http://s3.goodpic.com/ファイル名 』でアクセスすることができるようになる。

S3 にアクセスするクライアントは、色々と試してみましたが、Mac ではFTPソフトのCyberduckが多機能かつ安定していました。それ以外のS3 Browserは、ちょっと機能がすくない。S3Hubは、なぜか立ち上げるとクラッシュしてしまうように。S3Foxはよさそうだけど、今すでにFirefoxが結構重いので、ちょっと躊躇。S3をバックアップに使う系のソフトは試していません。

ちなみに私が使った1ヶ月間では、約15GBのファイル転送があり、料金は2.65ドルでした。RSSリーダーなどが普及して、コンテンツを公開したら、すぐに見てもらえるのはよいのだけれど、ダウンロードが集中して、Webサイト自体が見れなくなると困る。かといって、常に大量のトラフィックがあるわけではないから、ウェブサーバは安いレンタルサーバですませたい。こういう場合に、アクセスの多いファイルだけをS3におくことで、手軽にスケーラビリティを確保できるのでは。

9/19追記 : とか書いていたら、Amazon から S3 でCDN(コンテンツ配信ネットワーク)を構築というプレスリリースが出た。すごいタイムリーw

 

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作成日 : 2008年9月18日 20:54

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