Amazon S3を実際に使う機会があったのですが、実は結構、活用するシーンが色々あるサービスだなと思いました。例えば、ウェブサイト運営のこんなニーズ。
- メールマガジンを数千人に一斉送信する際の、HTMLメールの画像リンク先
- 販売しているソフトや動画などのダウンロード
- プレゼン資料や、素材などのダウンロード
- Podcastingでの、音声や動画ファイルの配信
- ブログパーツなど、他のサイトから多量にアクセスされるファイル
S3は、独自ドメインを設定して利用できるので、URL的には自分のサイトのように見せることができる。設定方法は、以下のマニュアルページに。
簡単にまとめると、例えば『 s3.goodpic.com 』という自分のドメインにマッピングしたい場合。
- s3.goodpic.com という名前のS3 Bucket を作成する。
- S3対応のFTPソフトや、S3ブラウザなどでBucketにファイルをアップロード
- 標準だとファイルには、このようなURLでアクセスできる
http://s3.goodpic.com.s3.amazonaws.com/samples/IMG_8262.jpg - 自分のドメインを管理しているレジストラなどで、CNAMEを設定する
- ドメインマッピングされて、以下のようなURLでアクセスできる
http://s3.goodpic.com/samples/IMG_8262.jpg
CNAMEの指定は、以下のように設定。
CNAME s3 s3.goodpic.com.s3.amazonaws.com.
DNSの設定が浸透すると、『 http://s3.goodpic.com/ファイル名 』でアクセスすることができるようになる。
S3 にアクセスするクライアントは、色々と試してみましたが、Mac ではFTPソフトのCyberduckが多機能かつ安定していました。それ以外のS3 Browserは、ちょっと機能がすくない。S3Hubは、なぜか立ち上げるとクラッシュしてしまうように。S3Foxはよさそうだけど、今すでにFirefoxが結構重いので、ちょっと躊躇。S3をバックアップに使う系のソフトは試していません。
ちなみに私が使った1ヶ月間では、約15GBのファイル転送があり、料金は2.65ドルでした。RSSリーダーなどが普及して、コンテンツを公開したら、すぐに見てもらえるのはよいのだけれど、ダウンロードが集中して、Webサイト自体が見れなくなると困る。かといって、常に大量のトラフィックがあるわけではないから、ウェブサーバは安いレンタルサーバですませたい。こういう場合に、アクセスの多いファイルだけをS3におくことで、手軽にスケーラビリティを確保できるのでは。
9/19追記 : とか書いていたら、Amazon から S3 でCDN(コンテンツ配信ネットワーク)を構築というプレスリリースが出た。すごいタイムリーw
- アマゾン、新しいコンテンツデリバリーサービスを開発中 : CNETニュース : ネット&デジタル : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
- Amazon Web Services Blog: We're Never Content
- はじめてのAmazon EC2&S3 〜これからの新サービスの公開の形〜:第1回 仮想マシンレンタルサービスAmazon EC2、大容量ストレージサービスAmazon S3を使ってみよう|gihyo.jp ... 技術評論社
- 【連載】セカイ系ウェブツール考 (10) 「Amazon S3」を最大限活用するために | ネット | マイコミジャーナル
- Digital Web Magazine - Scalable Media Hosting with Amazon S3
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