オヤシラズを抜いたとき、ボーッと目を覚ましたら4人の医者に取り囲まれびっくりしたことがある。何でも意識を失い、血圧が50台まで落ちて内科の先生が点滴をしてくれたそう。インフルエンザの点滴後も床に倒れてしまった私は、どうやら麻酔や注射の類に弱いらしい。怖い、という気持ちも働くのだと思うけれど、怖がりのくせに興味津々なのでメスやら針をじっくりと見てしまうから怖さを増幅し、倒れる状況を生んでしまうのだと思う。さて、そんな性質を持つ私が「蛇にピアス」を読んで、まず最初にしたことは壁につかまること。それから、かばんにしまって深呼吸すること、そして、駅で一休み。とりあえず、電車の中で空腹のまま読むと、金原ひとみさんの文章は強すぎて圧倒的なめまいを引き起こす。
本当にすごい文章はあとを引く。彼女の作品は、うわー、すごいもの読んじゃった 解毒剤、解毒剤って感じで毒にも薬にもならない雑誌を欲するような後味を持つのだけれど 一旦私の体に入ってしまった言葉や作品の空気、力はもうそんなものでは抜けないのだ。そして、ずっと静かに頭をリフレインして、脳を揺らして、くらくらしながらも徐々に消化していくと、そこに残るのは、粗いけれど強い愛情。私とは異なる性質には違いないけれど、そういう部分があるからこんなにもひかれるのだろうかと疑問を持ちながら、朝の電車で読み返した。そんじゃそこらの作品とは違うレベルの生や愛を感じてしまう作品だと思う。

「蛇にピアス」 金原ひとみ(著) 芥川賞受賞作品
よほど衝撃を受けたのですね。
その時の感じが文面から伝わってきました。
僕のまわりの活字離れできない人たちの
感想は、人それぞれ賛否両論なのですが、
asakaさんの感想を聴いて実際に読んでみたくなりました。
(見事当選したお品が、届くのも楽しみに待っています)
Posted by: ワニャ : 2004年03月04日 01:32当選おめでとうございます~
ワニャさま、発送が遅くなってごめんなさい
切手を買うところまで(140円)はしました
あとは、お手紙も書きかけました
週末には間に合わないかなぁ?
っていうか「?」はなしですよね
間に合うかどうかは私次第じゃないの…
風邪気味なのに、眠たいはずなのに
眠れなくなってしまったasakartです
※「蛇にピアス」の感想、楽しみにしています
いぇいぇ。ごゆっくりで構いませんよ。
本棚に溜まった未読の書籍を読んで待っています。
(バイト先の従業員割引の罠にまんまとかかって)
>(バイト先の従業員割引の罠にまんまとかかって)
ハハ(笑)
でも、本屋さんは、すごくすごく身になっている感じがしますね
私も、昨日読み終わった「センセイの鞄」川上弘美を読み返して、
一昨日読み終わった「蹴りたい背中」を考えなおす予定
感想、また書きますね
どちらもすごく好きで、3日連続でいける本にめぐり合った私はラッキーだ