風邪と最近の遠距離通勤のおかげで、手にする本の数がググッと増えた。といっても、ここ2週間までは過去に読んだものの読み直しだったので、新たな出会いはなかったのだけれど、やっと冒険するゆとりができてきたので(がっかりさせられてもがっかりしない強さ?)色々と手にし始めたところ。「蛇とピアス」を読んだ次の日から、立て続けに、「蹴りたい背中」と「センセイの鞄」を読んだのだけれど、共通する事はなんだろう?主人公が女性?いや、キチンと考えると、文章の強さ、表現の細かさだと思う。
「センセイの鞄」は、川上弘美の最高傑作。」(by松浦寿輝@読売新聞書評)らしいけれど、他をまともに読んでいないのでそれは分からない。でも、川上弘美さんの作品の中ではもっとも知られたものだと思う。3年位前から読もうと思いながら、なぜか手をつけたくなくて取っておいた一冊。それは、an-anの「これは読まなきゃ、大人の女じゃない」みたいな謳い文句に踊らされたくなかった(笑)、とか、辛そうな、せつなそうなものに足を踏み込みたくなかった、とか色々あったのだろうけれど、「これ、絶対いいよー」と机の上にポンッと置かれたら、読むしかないかぁーみたいな気分になってしまった。かくして、何故か勝手にスペシャルな立場におかれたこの小説と向き合う事になったのだけれど、一言で言うと、「かなり独特な愛が、かなり美しく、細かく、誠実に言葉にされている」。
高校時代の国語の先生と行きつけの飲み屋さんで再開して、約束するでもなく、偶然会って、飲んで、話して、そのうち好きになってしまう。センセイのいう「きちんとしたお付き合い」をしていくまでのことを、シンプルなことばで表しているのだけれど、随所随所に季節を感じたり、空気や暖かさを感じる。よく読めない詩が散らばっていたり、センセイの古風だけれどキレイな日本語も心地よい。うかつにも、出勤時に最後の章を迎えてしまい、「これは泣いてしまうのではないか」と恐れていた通り、喉がジンジンしてきて、目がキリキリしてきてしまった。我慢しようかと思ったけれど、木曜日のくたびれた朝に見ている人もいないだろう、と思って立ちながらポロンポロン(ボトボト泣いていない)落ちるままにしていたら、下にいた園児がジーッと見ていた。(そして、手を振られてしまった。。。) 透明感の溢れるこの作品は、本棚の「お気に入りスペース」に移動が決定。急がないこと、自分のこころを見つめること、フツウとかそうでないとか考えずに自分である恋、そういうことを考えさせる一冊だと思う。男性もどうぞ。
「『これは読んでよかった』的一冊 その2」 は、また後日

川上弘美 「センセイの鞄」
川上弘美さんと糸井重里さんの対談@ほぼ日
あ、どうも13回もあったらしいので 第1回目の対談をどうぞー
「センセイの鞄」読みたくなっちゃいました。
毎度毎度レビュー上手ですよねぇ。
あまり書かれると読みきれない(笑)
「ほぼ日」の対談もヨイですね。
おふたりの力の抜き具合がすきです。
わたしも…!
川上さんのはいくつか読んだんですが、「センセイ…」はまだなので、Wish Listに投入決定です。
トップセラーとかの本ってわざと避ける傾向、私にもあります。
だけどあとから読んで意地を張ってたことを後悔することもありますね…。
私にとっては今のところ吉本ばななさんの本と、「ソフィーの世界」。
andoさま、Naoさま どうもありがとう
風邪気味だなぁーとは思っていたけれど、熱出してとうとう会社を休みました あー、世の中の皆様には申し訳ないけれど、ぽかぽかの自分の部屋で本を読んだり、書いたりできるなんて幸せです 頭のぼせ具合と平日の特別感があいまって絶妙な浮かれ具合です(笑)
andoさま
>毎度毎度レビュー上手ですよねぇ。
>あまり書かれると読みきれない(笑)
ありがとう!うれしいですねぇー
andoさんのおすすめも教えて欲しいです
実は、blogのリンクにある「なまけもの読書録」さんは
書評を沢山書いていらっしゃるのですが、辛口のコメントも多い
私も、もう少し辛い事も言いたいのですが、忘れちゃうんですよね、blogを書く頃に。。だから8掛けくらいで私のコメントをとらえてくださいね(笑)
Naoさま
>川上さんのはいくつか読んだんですが、「センセイ…」はまだなので、Wish Listに投入決定です。
実は、「センセイ・・・」を読もうと思ったのは、
NaoさんのOrkutでのコメントに刺激を受けたからなのですよー
>トップセラーとかの本ってわざと避ける傾向、私にもあります。
>だけどあとから読んで意地を張ってたことを後悔することもありますね…。
>私にとっては今のところ吉本ばななさんの本と、「ソフィーの世界」。
ソフィーの世界は、確かに避けているなぁー、私も。
ちょっと手にとって見ます
吉本ばななは随分と作風が変わってきたと思うけれど
初期のものは大好きで何度も読んでいます
今は、何を読んでいますか?
たびたびコメントすみません。
今朝こちらのコラムを拝見してから、「センセイの鞄」買って帰っちゃいました。帰りの電車で読み出し、きのこ狩りのあたりまで来ました(笑)。
この先を読むのがとても楽しみです。
熱大丈夫ですかー?
おすすめは高橋源一郎の『さようなら、ギャングたち』
もう8年前のことになるけど(21歳の頃。若い。)、
この本でお芝居もしたんですよー。
男の作家だし、エっちだし、
え~?って初めは思うかもしれないけど、
読んでみてもらえたら嬉しいです。
詩を好きなヒトには特におすすめ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061975625/qid=1079484022/sr=1-5/ref=sr_1_10_5/249-4067329-8875504
Posted by: ando : 2004年03月17日 10:01>keikoさま
キノコ狩り、行きたくなったでしょう?
というか、センセイが見えなくなって心細くなっていくツキコの
気持ちが、ひしひしと伝わりませんか?
好きな人がずんずんと先を歩いていくと、待ってっていいたいけれど
いえなくて、近くに見えるのに、随分と遠くに感じるときがある
こどものときに、デパートでこういう空間がゆがむような経験があったことを思い出しました
そろそろポロポロの段階でしょうか?!
>andoさま
おかげさまで、風邪は良くなりつつあります
たまっていた疲れが原因のようで、月曜日はかなりゆっくりとさせてもらえたので、基礎体力が戻ったように感じています
コメントを拝見していて、
なんとなく、andoさんっぽいような気がしました
いや、直接は存じ上げないので
そんなはずはないのですが、なかなか男気のある印象を
あなたのblogから受けていたので(
辛口なことも言える方で、好きです)
本屋さんで探してみますね
ご推薦ありがとうございます
http://recipe-for-poor.hp.infoseek.co.jp/countdownsensei.shtml
↑
小泉今日子・柄本明版があったってご存知ですかー????????????????
うわー、知らない、知らない!
でも、小泉さんはともかく、柄本明ってどうでしょう?
長塚京三なんてどうでしょう? これってwowow限定のドラマだったみたいですね
柄本明さんには頭を撫でられたくないですぅ。as センセイ
昨日から、センセイは誰ならぴっと来るかなぁと頭の中のセンセイ像を考えていたところでした。
ツキコさんも、キョンキョンよりももう少し地味目な人が適しているのでは・・・っというのは、原作を読んだものの意見ですね。
だから「白い巨塔」も原作読まずの私です。
別物として扱わないとと思いつつ、今はアノ本に感情的になっているのでごっちゃになっている私です。
Posted by: keiko : 2004年03月18日 13:34はじめまして。
"allo?"のまゆみです。
私も「センセイの鞄」好きです。
せつなくはかなくてすごく綺麗なモノがそこにある感じがして。
何度も読んでは何度も涙してます。
もちろん、ものすごく自分の心がせつないときは、激しく辛くなるので、読まないようにしてますが。
andoさん、性別のなぞがわかりましたよ
こちらに書いてくださったコメントで、無意識に判断していたのです
あー、なんでだろう?の謎がとけた
すっきりしたー
(とはいえ、しゃくやく、ぼたん、ゆりのはな?の関係がわからず悩んでいます でも、検索とかしないので教えてください)
まゆみさん、コメントありがとう!
ごめんなさい、すっかり見逃してしまっていました
センセイの鞄ってやっぱりすてきな本ですよね
ちりばめられた詩やセンセイの言葉遣いが好きです
あれを読むと、騒々しい電車の中でも、ばたばたしたオフィスでも
自分のペースを維持できるような気がします
強い文章には、自分の思考や行動をかえるちからがある
ペンは剣より強し かな
明日地上波で放送のようです~♪
asakaさんはどうですか?ご覧になりますか?
私はびっみょーな気持ちです(苦笑)
↓
=============
2004年4月24日(土)
フジテレビ 21:00~22:54
「特別企画 『センセイの鞄』」
keikoさま
あらら、これはビックリニュースですね~
どうしましょう?!
とりあえず、ビデオを予約することにしました
日曜日のお昼にでも見ようかな
夜に見たら、眠れなくなる気がします
1.気持ちクラクラ
2.本を読み直す etc理由により・・・
kyon2 ってイメージではないなぁと。
深津恵里さんだったらよかったなぁってふと思いました。
うん。
それなら納得。
朝香さん、『センセイの鞄』読みました。
昼ごはんの時間、わいわいガヤガヤのなか、
何日かにわけて、晴れの日と雨の日と、
少しづつ読んで、読み終えました。
あ、もうすぐ寝る時間なので、
感想はまた今度。
>(とはいえ、しゃくやく、ぼたん、ゆりのはな?の関係がわからず悩んでいます でも、検索とかしないので教えてください)
これセンセイの鞄に出てくるのかと思ったけどちがうのね?
しゃくやく、ぼたん、ゆり?
もう10日なやんでます。
>もう10日悩んでいます
・・・
ごめんなさい
でも、父が(隣で紅茶を飲んでいます)
??という顔をするくらいニコニコしてしまいました
>(とはいえ、しゃくやく、ぼたん、ゆりのはな?の関係がわからず悩んでいます でも、検索とかしないので教えてください)
しゃくやくのお花を買ったのです
真紅が美しくていつ咲くだろう、と楽しみにしていました
しゃくやくといえば、立てばしゃくやく、
歩けばぼたん、座る姿はゆりの花、と連想してしまうけれど
はたして、あるけばしゃくやくだったか、ゆりだったかわからなくなり、
それは、andoさんの性別をどうして間違えたのだろう?と
いうことの次にずっと謎だったのです
そして、なぞ、は引き継がれて10日もandoさんとともにあったのですね^^
(ところで、3種の関係はあってるのかしら?)
よいお天気です、こちらは
これからなじみのお蕎麦屋さんまでサイクリングをします
そして、帰りしなに靴下(5本?)を買ってきます
良い一日を!
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asakartのことだから深い意味があるに違いない。
「センセイの鞄」でセンセイがツキコさんに言う台詞に"しゃくやく"が出てくるのかなぁ。
ワタシの性別と関係あるんだよなぁ。
これは何かの比喩なのだろうかぁ・・・?
ワタシの恋愛関係の話を教えてということかぁ?(はずかしい勘違い)
んー、ともかく「センセイの鞄」を読み終えよう。
にぎわう社食で、ひとり小説を読む。
まわりはにぎわってるのに、ひとりでせつない。
読み終えてまたせつない。
あ、そういえば、しゃくやく、しゃくやく。
あれ?出てこなかった、しゃくやく。
んー、んー、んー、
しゃーーくーーやーーくーーー・・・グテッ
(ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー並に台詞を言って倒れた音)
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これだけ想っていたワタクシにasakartは何のなぞかけもしていなかったと?
そんなはずはナイはずワ。そんなはずはナイ。
存在しないナゾカケにワタシは10日間も踊らされていたというのかぁ?
そんなはずはナイ・・・
しかも、歩けばぼたんだと「ボテッ、ボテッ」って音がしそうなので、
もういちど考え直してみて下さい。
それと、お父様にどうぞよろしくお伝えください。
Posted by: undo : 2004年04月29日 17:43