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July 23, 2004

『コラプシング・ヒストリーズ 時、空間、記憶』

「コラプシング・ヒストリーズ」は好んで見たい内容ではない。
戦争、虐殺、テロリズム 終わることなく繰り返される悲劇。 
これらの事実はリアルタイムで私たちの手元に届き
「その意味を考えるまもなく色あせていく。
『コラプシング・ヒストリーズ』は、失われゆく事実といまの時代に光を当てた」展覧会です。
アメリカ、イギリス、日本のアーティスト14人が参加します。
「コラプシング・ヒストリーズ」は好んで見たい内容ではない。
だからこそ、目をそむけず見なくてはならないのかもしれない。

都立第五福竜丸展示館
会期 7月16日(金)〜8月15日(日) 9:30〜16:00
TEL:03-3521-8494

ギャラリー・エフ
会期 7月16日(金)〜8月16日(月)11:00〜19:00
TEL:03-3841-0114

作品紹介(少し)

ハナ・ハナ(アメリカ)
ミックスメディア/立体『無題』3作品

ハナはAP通信社の写真などメディアに登場したイメージを使って作品を構成する。
メディアにまん延するイメージによって私たちはその恐怖に免疫ができていしまって
いるというのが彼女の視点である。装飾的な背景にこういった写真を配置すること
で、写真が本来もっていた現実感を再現する。

WS000172.JPG


ヤノベ ケンジ(日本)
立体・ミックスメディア森の映画館

ヤノベは放射線感知服「アトムスーツ」を身にまとい、チェルノブイリや太陽の塔を
訪れるなど、自ら動きメッセージを発してきた。本展では小さなログハウスのような
「森の映画館」を出展。実は核シェルターである、この映画館では核攻撃をいかに生
き延びるかを教える米国の教育映像が上映される。

ビン・ダン(アメリカ)
ミックスメディア
『さまよえる魂』『会話』
『背後からの銃撃』『兵士の叫び』

ベトナムで生まれたダンは、ベトナム戦争後にアメリカへと逃れてきた。幼すぎて戦
争の記憶はほとんどないものの、その体験は彼の血と骨に刻まれている。ダンは戦争
当時の写真を熱帯植物に転写し、戦争の記憶を刻み込む。

ロビン・カンデル(アメリカ)
ビデオインスタレーション/Digディグ

ユダヤ人であるカンデルの父親は、ホロコーストへの収監を、18ヶ月にわたり森に隠
れて生き延びた。死んだ家族を土に埋め、冬の寒さをしのぐために穴を掘り、枝や葉
で覆い隠した。その父親の体験を映像作品化した。

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