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August 4, 2004
「クジラの島の少女」 伝統と大地と家族のつながり
パイキアは、鯨に乗ってきたという伝説を信じる民族の生まれたニュージーランドの先住民マオリ族の女の子。息子は海外へ出て行き、ようやく生まれた孫息子が死亡、跡取を切望しながらも男の子に恵まれない祖父コロにパイキアは育てられる。男の子でない、伝統を殺してしまう、と祖父の期待に応えられないことに苦しむパイキアだが、クジラとつながる力を自分では知っているし、伝統を絶やさないようにと男の子の意識を持とうとしている。そして、ある晩、クジラに祈ったら…
先住民族の文化を差別してしまうという何とも恥ずべき行為を私たちは何十年、何百年としてきたけれど、本当に自然と共存した美しくたくましい生き方なのです。映画を観ているだけで、そう感じるのだから、一緒に生活をする機会があったらどうなるだろう?行ってみたいです。旅したいです。人に会いたいです。
主役のケイシャ・キャッスル=ヒューズが最年少でアカデミー主演女優賞にノミネートされたことしか知らなかったけれど、感動的な映画にめぐり合ったものです。最後の最後まで厳しいコロがいつ折れるのだろう?と思っていたけれど、本当に甘くない、リアリティのある心理を描いた一本だったと思います。伝統の継続、家族の絆、大地とのつながりについて、自分のことも含めて考えさせられますよ。
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投稿者 asaka : August 4, 2004 5:07 PM
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