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February 18, 2005

音の音楽 "アクースマティック・ミュージック"のライブ

AcousmoniumMotusSBeltrando.jpgコンクリート・ポエトリーというジャンルがある。視覚詩という風にいうこともできるかもしれない。ポートフォリオを作るにあたり様々な過去の小作品やアーティストのワークを見ていて自分の関心を言葉にすると、ひとつにはコンクリート・ポエトリーだと気がついた。これについては、素敵な本や情報を別途エントリーしたい。
さて、コンクリート・ポエトリーと似たようなことばに、ミュージック・コンクレーテというものがある。1948年にフランスで誕生した音楽の形態で、これを発展させたものが「アクースマティック・ミュージック」というものだ。楽譜に音符を書いて作曲、演奏する音楽とは異なり、日常や非日常の様々な音や音声を録音、編集し、電子的加工をして作曲される「音の音楽」、「音の探求」というべきもの。多次元スピーカー等を使い音は立体的に、五感で感じられるようになっている。最小限の単位で本質をあらわそうとする点においてコンクリート・ポエトリーと類似しているのかな。残念ながら日本にいないのでいかれなさそうだけれど、これから少し調べてみたいジャンルとの出会いだ。


More info at 日仏学院

AcousmaticMusicFestival CCMC2005
アクースモニウム・サウンド・プロジェクション ライブ公演
2005年
2月18-21 会場:東京日仏学院エスパス・イマージュ(飯田橋)
2月22   会場:東京電機大学理工学部(鳩山キャンパス)
2月24,25 会場:日仏会館ホール(恵比寿)
2月26,27 会場: 青山SPIRAL レストランCAY

これまで芸術音楽、ポピュラー音楽において多くの創造的な音楽家は、ミキシング・デスクが楽器でもあるということをその作品によって証明してきた。1948年にフランスに誕生したミュージック・コンクレートの現在形である「アクースマティック・ミュージック」もミキサーによるマルチチャンネルの定位操作によってリアライズされ、より完成した音像を現すものだ。空間に配置された音を移動させ、レイヤーを作り、多層的に音響を空間へ投射する「サウンド・プロジェクション」はミキサーの操作がすなわち演奏となる。演奏家はヴァリエーションをもたらす。24チャンネルのスピーカー・オーケストラ・システム「アクースモニウム」によって、楽曲は時間的、空間的にリアライズされる。それによりわたしたちは、これがライブ=演奏であることの重要性、必然性に気がつくことになるだろう。畠中実(NTT/ICC学芸員)

投稿者 asaka : February 18, 2005 12:26 AM

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