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June 9, 2005

丸の内さえずり館で、名嘉睦稔の版画を楽しむ

名嘉睦稔さんの版画が好きです。その生命とつながった太く、でも繊細な作風が好きです。「地球交響曲第4番」で作品を制作する姿を目にしてから、睦稔さんご自身の生き方といものに興味を持つようになりました。作品を作るときは、「 まず版木に向かって祈り、墨で下絵とは言えない程度の「あたり」をつける。そして祈りの中に見えてきた イメージを一気呵成に版木に彫り込む。彫りが終わると、「月桃紙」(月桃という沖縄の植物を原材料にした紙)に墨色を摺り、最後に紙を裏返して鮮やかな色彩を 一気につけて作品は完成する」のだそうです。自分で作品を生み出す感覚をことばにすると、自分のなかにある宇宙とつながり、はきだす行為なのかなと感じています。はきだすてあまりきれいな言葉ではないから、生み出てしまうという感じが一番近いかな。そういう「生」っぽい感覚が彼の作品には感じられるので好きなのかもしれません。いや、版画がむかしから好きだからかもしれません。弟の版画作品も大好きだし、祖父の作品も大好き。スムーズではないごつごつした中にある固まりっぽい美に興味があるのかもしれません。

私が好きな理由はさておき、睦稔さんの作品を間近に見られる場所があります。有楽町にある「丸の内さえずり館」で6月いっぱい展示されています。「地球交響曲」をはじめ約20点の作品に加えて、睦稔さんに関する映像もスクリーンで見られます。有楽町駅からほどちかい丸の内さえずり館は、三菱地所の環境への取り組みの一環として設置された場。これまでの野鳥情報に加えて、共生をテーマにさまざまな環境情報を発信しています。各種NPO/NGOの情報もあり、私が関わっているNPOの書籍も置いてあります。きれいなスペースでホッと一息できるので、実は気に入っています:-)

名嘉睦稔 BOKUNEN'S WORLD
丸の内さえずり館
月〜土 10:00-19:00(日・祝休館)

投稿者 asaka : June 9, 2005 12:43 AM

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