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June 11, 2006

ラヴェンダーの咲く庭で

誕生日にラヴェンダーをもらったこともあり「ラヴェンダーの咲く庭で」を見た。イギリスのコーンウォール地方に住む初老の姉妹と、漂流した外国人の若者の生活を描いたこの作品、ストーリーと音楽、そして映像の美しさに心がふるえる。何と言っても、アカデミー賞受賞の大女優ジュディ・デンチとマギー・スミスの演技がすばらしい。細やかな気持ちの変化が自分のことのように感じられる。天才的なヴァイオリニストを演じるのは、「グッバイレーニン」でも好評だったダニエル・ブリュール。笑顔がかわいい(私のイトコに似ていた:-))し、チャーミングだ。

舞台となっているコーンウォール地方は、何度か家族で訪れた。イギリスとひとくくりにされてしまうけれど、歴史をさかのぼると民族も異なり、かなり独特の文化が残っている。確か独自の言葉もあったはず。妖精がいる、とか魔法が残っているとか言われるけれど、本当にそういうエネルギーがあるスペシャルなところだ。光が白くて、透明で、不思議。多くの芸術家が集まる場所なのもわかる。この特別な光を持ったコーンウォールの自然もこの映画の楽しみどころ。圧倒的に美しい自然。海、草花、ずっと広がるフィールド、白い崖、色々な表情を見せる空、森、林、木々…。

映画に登場する人々の暮らしぶりを見るのも楽しい。漁師や村人たちの素朴ながらも丁寧な生活や、姉妹が見せる今や失われつつある気品ある暮らしぶりは、子どもの頃に訪れていたゴッドマザーたちを思い出させる。うーん、こういう風に素敵になりたいもの。そういえば、映画を見ながら改めて思ったのだけれど、イギリスをはじめ、私が知っているヨーロッパの人(ある程度のクラスの人)は年齢に関係なくきれいな服装をしているように思う。目が覚めるような青の服、庭に咲き誇る花々のような模様など、年齢という制約を勝手につけていない。日本ではどうしてある程度の年齢になると落ち着いた色を着ている人が多いのかな。優雅な年の取り方、というのも考えさせられる映画。

あぁ、今頃両親は、かの美しい土地で、日曜日の午後の散歩をしつつ、ティータイムを楽しみにしているのだろうな。どこでもドアがあったらいいのに!とちょっと泣きそうになってしまった。私も、散歩してこようかな :-) それにしてもいい映画だった〜。

■コーンウォール(Cornwall)観光局のサイト
実は、サーフスポットもあります(絶対に寒いけれど!)

■British Council(ブリティッシュカウンシル)の映画情報 

映画を紹介しているだけでなく、UKで映像を撮るヒントや映像にまつわる仕事情報なんかも


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投稿者 asaka : June 11, 2006 9:53 PM

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コメント

朝ちゃん、

懐かしい風景ですよね。 私も久しぶりに訪れてみたいです。
ザ シスターズは夢でしょうか。2 シスターズ?

投稿者 oba : June 12, 2006 9:31 PM

■obaさま

ザ・シスターズだねー。2シスターズがいいような気がします、ね(笑)

投稿者 asakart : June 17, 2006 11:56 PM

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