ハワイの思い出(地球日記から)

突然、地球日記の順番がまわってきた!これは、私の勤めるNPOの職員や関係者が中心となって、毎週のメールニュースで書いているもの。実は「地球日記から読みます」と言われるくらい人気コンテンツなのです。

わかる気がする。だって、すごく人間味がある。というか、人の顔が見えるんだもん。私も、他の人が書いた地球日記が一番楽しみだもん。

ということで、今週、30時間労働したあとに、ややポケーッとした気持ちで書いたハワイの思い出です。


 ◎◎ スタッフの地球日記 ◎◎

 少し前に、ハワイに行ってきた。思いがけず、今年2度目のマウイ島で
 自然の、生命の、ものすごい深さや豊かさに、感覚がショックを受けてしまった。

 朝は5時頃に起きて、空が薄いピンクと水色に変わるのを目にしながら
 サーフィンをし、昼は、真っ青な空を楽しみ、
 夕方は海に入ったまま、夕日が空を海を山を人を黄金に染めるのを味わった。
 大きな赤い球体が海に落ちていくところは、線香花火のようでぞくぞくする。

 ある日は、ハレアカラ火山の頂上(3055m)で、眼下の雲を朝日が彩る様を、
 別の日は、ひっそりとした谷間の村にある世にも不思議な岩のふもとで
 夜を迎えた。
 花々は咲き乱れ、海は恐ろしく美しく、空と光が豊かな表情を見せる神秘の島。
 
 自然の雄大さ、美しさ、神秘なんて使い古された表現だけれど
 本当に美しい。造形的に美しいというだけではなく、
 奥深く複雑で計り知れない、ある種の怖さが伴う美しさを前に
 ただただ立ちすくむという感じ。
 私は写真が好きで、いつも光景を収める癖があるのに、
 この旅では、あまりカメラを持ち出せなかった。
 ただ、感じる。受け入れる。受け入れてもらう。

 夕日を見ていると、わさわさと人が集まってきた。
 もちろん知らない人たち。でも、きれいだね、という感動でつながっている。
 毎日、きれいだね、と感動し、共有し、感謝する生活。
 花をつむときにも自然への感謝を伝えてつむんだよ、という話を聞いた。
 自然との対話を普通にする生活。
 うらやましい、なんてものじゃない。今の生活に一種の危機感すら感じた瞬間だ。
 
 帰国してからは、時差ぼけを上手に使って、ほぼ毎日朝日を見ている。
 山を、海を、空を見ている。風を感じている。植物に毎日触れている。
 守りたいとか、何かしたいという強い関わり方ではないから
 のんきかもしれないけれど、
 子どもの頃に感じていた驚きと感動をまた経験しているような気がする。
 繊細な幸せだ。

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