お正月の色彩
お正月のお料理がとても好きだ。見た目がきれいだし、いろいろなものを食べられるので。鮮やかなお皿と金目鯛のお煮付けとか、古伊万里の大皿にお節がちょちょと並んだ様子は、日本らしい美しさのような気がする。

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お正月のお料理がとても好きだ。見た目がきれいだし、いろいろなものを食べられるので。鮮やかなお皿と金目鯛のお煮付けとか、古伊万里の大皿にお節がちょちょと並んだ様子は、日本らしい美しさのような気がする。

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謹んで新年のお祝いを申し上げます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年に引き続き、今年も藤沢の龍口寺(りゅうこうじ)へお参りにいきました。そして、念願の除夜の鐘つきを彼とふたりで行いました。お辞儀をして、鐘をつく撞木(しゅもく)を1回うしろにひっぱって、2回目に振りおろします。何とも表現し難い、まろやかな音、振動が体を包む。音がしているのに、静寂にひっぱられる感じです。しーんと心が静まる。この心持ちで今年は過ごしたいところです。
龍口寺は、江ノ島の近くにあるので、もっと混みそうなものなのに、割と静かで、地元の人が多いところが好きです。何百年もくりかえして同じ儀式が行われてきたことを、言葉ではなく雰囲気がきちんと伝えている。圧倒的な大きさに包まれる安心感のようなものがあって、しみじみとここで新年を迎えられてよかった、来年もお参りできますように、と思ってしまう場所なのです。帰ってから調べてみたら、1337年に建立されたものだとか。神奈川県内最古の五重塔や仏舎利塔、宝物館など、まだ知らないみどころがたくさんありそう。青黒い空と切れそうな月の光に照らされた建物も、とにかくため息つく美しさなのです。
2007年、私が大切にしたいことのひとつは、美。きれいとか整っているという意味だけではなくて、朽ち果てているもの、不揃いのもの、きれいではないものの中の美にも、ものすごく心がひかれているのです。いろいろな形で、美というものをみつめていきたいと思っています。それから、昨年の大きなキーワードだった想像と創造がさらに意味を持つと確信しています。というか、そうだと知っています。楽しみです。最後に、最も大切にしたいのは、誠実さ。自分にも人にも。選択するものごと、例えば、言葉とか洋服とか色とか味とか手触りとかそういうもの全部に、誠実に向き合いたいと思っています。
このブログも、なんと4年目に突入。いつも読んでくださる皆さん、本当にどうもありがとうございます。"自分の表現の場"としてのブログではあるけれど、その先に誰かがいるという感覚は、私にとってとても大切なのだと感じるこの頃です。今年も楽しんでいただけたら、とてもうれしいです。どうぞよろしくお願いいたします。2007年が、皆さんにとって素敵な年でありますように。 朝香




