「詩歌の森」:美しい世界が広がります

先日、仕事で公開日記を書きました。この時に紹介した本は、とってもおすすめで、かなりはまっています。ある方から、日記を読んでから本屋に行ったら売り切れていたとコメントをいただきました。また、とある会社のおじさまに紹介したら、すっかり気に入ってくださり、仕事がスムーズに動きました。はは、企業人っぽいこと?もやっています;-) ということで、日記を転載してみました。


地球日記

2週間ほどまえに、家の近くでは「梅祭り」が行われ、
子どもも大人も、花の下で、町内会に振る舞われる
甘酒やらお団子を楽しんでいた。いい光景だった。

梅はことに夜や明け方に香りが際だつような気がする。
自転車で駅から家へ帰るときに、
ふわりと漂う香りに心が小さくふるえるこの時期。
楚々とした中にも春を伝える強さのある花、梅。

そういえば、江戸時代中期の俳人・与謝蕪村が67年の生涯を
閉じた日の辞世の句が、梅を歌ったものだと最近知った。

しら梅に明くる夜ばかりとなりにけり 

この美しさは想像することができるが、
実際に見たくなって、早朝の散歩に出てみたら
濃紺の空に、ふわりと浮かぶ白い梅の姿と香り。
200年以上の時を越えて、共有される想いにも感動した。

数百の詩に目を通したある仕事をきっかけに、
詩歌の豊かな森に一歩を踏み込んだ私。
学校で習った懐かしい歌から、はじめて知る新たな
詩の魅力まで、この一冊はおすすめです。
「詩歌の森へ-日本詩へのいざない」(芳賀 徹著/中公新書)

詩歌の森へ―日本詩へのいざない
詩歌の森へ―日本詩へのいざない芳賀 徹

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