日曜日のことと「春の雪」

日曜日。自宅で仕事をしつつ、合間にちょっと散歩に行ってみたら大岡越前祭りが茅ヶ崎で行われていた。思えば、10年以上も前に従姉妹たちがこの街に住んでいて、大岡祭りに行ったことがあった。彼女たちは京都に引っ越したのに、私が今、ここにいる。そして、随分と長いこといつづけるような予感がしている。こういうのって不思議だと思う。従妹に電話したら、後ろに聞こえる騒々しさに懐かしさを覚えて喜んでいた。

今日は、久しぶりに昼間の光をいっぱいあびて、随分とのんびりした。洗濯もした。この頃いただいたお洋服も無事に収納できた。玄米を炊いた。アースデイで買ったトージバのお味噌を食べてみた。糠床にしっかり手を入れ、なすびをつけてみた。藤沢の世界堂で画材を買った。仕事に戻りつつ、何となくゆったりとした気分。私の木が今年はしっかりと葉っぱを増やしている、ローズマリーがぐんぐんのびている。

大きな仕事を任せてもらい、自分がやりたいなーと思っていたことを織り交ぜながら、四苦八苦してきたこの数週間に一区切りがついた(感じがする)。これからが大変なんだけど…それもあと2ヶ月。プロジェクト以外でも大きな変化があったが、側にいることだけでもとても学ぶことの多い上司や理事の方とのコミュニケーションから、思いがけない自分の良さを指摘いただき、随分と自分の自由の高まった時期でもあった。私は運がいいことが多いけれど、今の仕事ができていることも、とても大きな意味があると思う。感謝。

夜になってから「春の雪」を見た。三島由紀夫の「豊饒の海」の第一巻だ。原作は、そういえば20歳のとき、パリで読んだ。随分と秋の雨が冷たい数週間で、この本は、ルクサンブール公園を目前にしたカフェで読んだ、寒い記憶とないまぜの一冊。描写の繊細さが好きだったからか、何の気なく思い出すことがある。大正時代の華族。多分、私はこのシチュエーションにいたら嫌いじゃないと思う。「春の雪」以外も久しぶりに読んでみようかな。

明日は早起きをして、外作業の予定。朝ごはんを食べながら外で仕事や作業をするのが、好きだ。何となく、わくわくするお得な性格。さきほど、ハワイから、無事に着いたという連絡があった。よかった。

春の雪
春の雪三島 由紀夫

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