試験、という懐かしい響き

アイスランドから帰ってきました。写真は、いつも通り"そのうち"… なぜなら、私の目の前には"試験"があるからです。

いま、イギリスで何をしているかと言うと、1)両親と一緒にイングリッシュライフを楽しみつつ 2)美大に行っています。なかなかイギリスに長く住むことはないと思い、今年、plange(飛び込む)したわけです。

同時に、もう少し自分の「好き」という気持ちに向き合いたいと考え、思いきって美大も受けてみたわけです。月に1度の絵のクラスに通いながら、ポートフォリオを作り、その作品集とレポートで試験を受けました。2次試験の〆切と、朝日新聞の紙面発行が同じ日で(笑)もう、徹夜続きでした(笑)そして、ぎりぎりの7月に結果が出て、ホッ。不合格でもイギリスには来るつもりでしたが(1がメインだから)、アートスクールに行けてよかったと今は感じています。考え方がすでに変わり始めました。

学校は、the Arts Institute at Bournemouth. 弟がここに通ったこと、両親の家から通えること、ターナー賞を受賞した写真家、ヴォルフガング・ティルマンスが卒業したことくらいしか知りませんでしたが、UKで2番目に評価されている美大だと入学後に聞きました;-) 。国内外から集まった生徒たちも面白く、なかなか楽しい毎日です。

9月から先週末までは、様々なメディアを学ぶコース。ドローイング、フィルム、写真、3D(木工、貴金属)、テキスタイル、ペインティング、グラフィックデザイン、プリント(版画、リトグラフとか)などを毎日やっていました。

そして、今週は、self initiated project. 自主制作です。「presence and absence -存在と不在-」というタイトルのもと、ブレスト、リサーチ、試作、自主評価、改善、制作、分析と解説、というステップを通じて作品を作っていきます。完成させることが求められているのではなく、今までの10週間で身につけた作品作りの基本や姿勢をいかすことが求められています。

最初のうちは、頭で考えすぎて完璧を目指してしまっていたので、短期間で作品を作らないといけない毎日が大変。終わらない!うまくいかない…自信喪失…!でも、4週目くらいに、試作を重ねること、失敗することが、描いた作品への道筋をもたらすことや、思いがけない一歩をもたらすことを実感できるようになってきた感じ。今は、一番最初に頭に浮かんだ"すばらしいアイディア"に固執したり、思いついた順にランダムに作品を作ったりする癖を変えています。とにかく、ブレストして、アイディアをいっぱい考えてから、手を動かします。試作を行って、いっぱいいっぱい試している間に、ちょっと休憩。その間に他のアーティストや歴史をリサーチ。例えば、写真をやっているときでも、3Dの作品やテキスタイルなど色々なジャンルを見ます。それから、自分の作品に戻っていくわけです。

再来週の試験では、今週の課題のほかに、今までの作品やリポートも評価対象。うーー、久しぶりにうなっています。さぁ、がんばるぞぉ。

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ワークショップの様子。好きな席に座って、ひたすら作業。


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ここでは家庭用ミシンを使っていますが、隣には工業ミシンがずらーりと並ぶスタジオも。ちなみに縫っているのは布だけではなく、紙とか色々です。


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"surface and texture"のサンプル。対比する性質を表現する、というタスクです。例えば、凸凹、曲線と直線、マットとシャインとか。

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