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January 8, 2008

AIBでは、こんな教わり方をしています

冬学期がはじまりましたよ、あっという間に冬休みが終わりましたよ。学校に戻る前の日は「課題が終わってない…先生にしかられる…」とどきどきでしたが、行ってみたら先生が「まだ二日酔いでごめん」てさ。ということで、楽しい毎日がまたはじまりました。

2番目のプロジェクトもいきなり初日から本気スタート。前学期は「The Body」か「Rituals & Sequence」のどちらかを選ばなくてはいけなかったけれど、今回は自分のテーマを設定してOK。まずは、論文計画書みたいな感じで、制作計画書をつくります。〆切は来週。クリスマス中考えていたのだけど、ふたつのテーマで迷い中。うーん、どうしようかな。

ここでの教え方って実践的だなぁと思うのは、こういう時。プロの作家として通用する人を育てることが目標、と先生たちが言っていたけれど、プロとして自分のプロジェクトを設定して、制作して、評価して、ファンドやサポーター、コンペ、メディアなどできちんと説明できるように文章と言葉で説明できるようになる。そういう一連の流れの練習が、実際の制作(ワークショップ)の中に組み込まれているのです。創る時間外でわざわざ「制作の仕方」みたいな単位がないのっていいです。私は、日本の大学でメインとそれを支える技術が切り離された授業を受けていて、どういう風にそのふたつを一緒に使うのかがイメージできずにすごく苦労した記憶がある。AIB(大学)は、バウハウスの影響を強く受けていることを授業で習ったけれど、ワークショップ(技術・制作など)と美学や理論・歴史が平行に教えられている仕組みなんです。例えば、ワークショップの中には、実際に画家として活躍している先生が来て、同じクラス内に美術史の先生がいたりするわけです。

もちろん、ワークショップ以外の日に行われる授業もあるのですが、これもあんまりピントがずれたことになっていない。毎週火曜日は、午前が美術史、午後がクラスのチュートリアル。この時間内に、リサーチの仕方、アーティストのスケッチブックやファイルの作り方(プロジェクト単位でかなり内容の濃いファイルをつくります)やエッセイの書き方などを学んだり、ディスカッションしたりします。

それから、cross disciplineという言葉であらわすのですが、分野をまたいで学んだり、制作することも推奨というか良しとされています。写真科やテキスタイル科、立体構成科(3D)、版画科などの先生が開催する技術ワークショップも時々行われて、行きたい人だけが行く。今学期は、映像科のビデオ制作と版画が行われる予定。

ちなみに、テーマの絞り込みで悩んでいた私と、そもそも何を創りたいかいまいちピント来ないというレベッカには「プロセスを先にしぼったら?」とアドバイスが。私は、空間を使う(インスタレーション)ことを第一に優先して、計画書を書き上げようと思っています。

少し前にお友だちのSセンセイに「どういう教え方なの?」と聞かれて、上手に答えられなかった気がしていましたが…今回は、もう少しわかりやすくなっているといいな。

surface-3.jpg
色々な紙を折ったり、はったり、surface(表面)のexperiment(実験)をしているところ。「白」と「空間」と「線」が好きだというのがここで発見したことのひとつ。 © Living with Art 2008

投稿者 asaka : January 8, 2008 8:54 PM

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