February 2008 Archives
February 29, 2008
February 28, 2008
こういう風になりたいと、やはり思うとき
わたし、春の花です、というような主張も特にせず、静かなところに咲いている花をみかけると、つい立ち止まって話しかけてしまいたくなります。実のところ、話しかけているような気がします。
静かに、静かにただただしっかりと、色々な意味で美しく生きていたい、というのが私の望みです。でも、静かすぎるだろうかという、焦りのような不安が時として訪れます。小石が投げ込まれたというよりは、棒でかき混ぜられた水面のような心持ちになることがあります。
そんな時に、庭や散歩道のひょんなところで彼女たちと遭遇すると、凛としているその姿にあこがれのような気持ちを持っている自分に気がつきます。
先日、素敵な花たちと出会いました。淑やかな紫のアヤメ科の花、かわいらしい光を放つスノードロップス、楽しげに茂る群生のクロッカスは野生のもの...やっぱりこういう人になれたらいいなと思いながら、ちょっと会釈をして通り過ぎました。



February 19, 2008
Final Project -スキマと巡礼
1年間なんてあっという間...大学の基礎科の最終プロジェクトがもう始まる!Final Major Project(FMP)の計画書を昨日提出した。まずはチューターのChristianに確認してもらい、最終バージョンをコースリーダーのMarkに出す。
テーマは自由。素材も手法も自分が最適だと思うものを選んでいい。計画書をはじめ、10週間のプロジェクトの進行が全て外部機関に審査されるから、毎日が真剣勝負。こういう準備の仕方、学び方...恥ずかしながら、日本の大学にいた頃はちゃんとしていなかったから本当に学びがいがある。
Christianの返事待ちだからタイトルは多少変わる可能性があるけれど「A pilgrim's way to sukima」(スキマへの巡礼の道)を考えている。Sukimaは、隙間・スキマのこと。私の作品を全部見てみると、空間とか間、何でもないものの一瞬とかが自分にとっての制作意欲だと気がつく。「今日のスキマ」というカテゴリーもブログ設立当初からある。残念ながらあまりマスにアピールしない気がするけれど、スキマはニッチなものだし、ま、そういう性格なのだから自分のために楽しみ続けよう、好きなスキマをこのプロジェクトで見つめてみようと思っている。
Pilgrimageは、巡礼。歩くというのは、私が大大大好きなことのひとつ。想像、創造の源、そしてスキマの宝庫(笑)スキマ探しのウォーキングトリップを計画している。イースターホリデーの間に行って、みつけたスキマを再構築して作品を作る予定。やや曖昧に書いたけれど、多分...ブログを読んでくださっている方にも協力をお願いすると思う。その時はどうぞよろしくお願いします。
Christianと写真家のTimも散歩好きだと発覚。シュールレアリストのPaul Nashが私の家の近くに住んでいたのだけど、シュールレアリズム・ウォークなるものを計画して、Swanageの町周辺を歩いたりしているらしい。変だけど、楽しい人たち。イースターには、Christianたちと散歩することになったので、ちゃんと鍛えねば!
ということで、今週は、手を動かしてイメージを作りつつ、Richard LongやAndy Goldsworthyなどのアーティストをリサーチしていく予定。備忘録的にブログにメモもupできればいいなーと思う。歩くこと、巡礼をアートに取り込んでいる作家(ビデオ作家とかも)、スキマ的なアートを作っているアーティストをご存知の方は、ぜひ教えてください。

コーヒーをごちそうになった。牛乳は飲まないの...というタイミングを逃して久しぶりに飲んでみた。先生たちは、センセイであるけれど、同時にアーティストとしては仲間。
February 17, 2008
芽萌ゆる
秋の木々が鮮やかさを得るのは、冷気のためという。そして、春の豊かさは日に日に力を増す太陽がもたらす。この頃は、暖かな日とピリリとした日を数日ずつ迎えている。春を一足早く告げる水仙やクロッカスはもう咲き始めた。いま、冬の眠りからのんびりと目を覚ましはじめているのが木々。はじけんばかりの力を、緑や赤の鮮やかさから感じる。言葉ではない言葉で生の喜びを心に伝える大地。謙虚に、でもしっかりと全身で受け取ることができることが幸せだ。



February 14, 2008
ハッピーバレンタイン
ハッピーバレンタイン <3
今年は、Choco-Revo!!の活動もさらなる盛り上がりを見せていますが、みなさん、チョコレートはフェアトレードでしたか!? 楽しいバレンタインでしたか?
UKでは、ご存知の方も多いと思いますが、男性が女性にカードやお花、チョコレートを贈るケースが多く、町には花を持った男性の姿も!とはいうものの、私の好きな「Paperchase」ではカードを選んでいる女性もたくさん見かけました。感謝や愛情を伝える伝える日、いい雰囲気の一日でした。
■ Paperchase [LINK]
■ Choco-Revo!!チョコを選べば世界が変わる! [LINK]
私は、試験がようやく終わりこんなものをつくってみました。Pets & Animalsカテゴリーで、本日の最高視聴を一時獲得しましたよ(笑)はじめてのビデオ、途中でiMovieが完全に言うことをきいてくれなくなり...なぜか編集できなくなりました、うむ。でも、楽しかったです。なごんでくださったら幸いです〜。
■ バレンタインのネコ@YouTube [LINK]
February 9, 2008
梅のような、白い花
お庭の木に、小さなふくらみが見られるようになり、暖かな日が続くうちに、ひとつ開き、ふたつ開き、ある日、突然たくさん開いていた。今日、父とDurlston Parkまで散歩し、崖の側で1時間くらいひなたぼっこをした後、カフェに立ち寄って帰った。家に戻ると、花はもっと開いていた。真っ青な空と白のさわやかな光景を、ブンブンと飛び回るハチとわけっこ。小さな花のかすかな香りが春をつげている。



動画も撮ってみました。Youtubeから。
February 5, 2008
今日は、パンケーキの日
今日は、Shrove Tuesday。イギリスで一番パンケーキが食べられる日でもある。
イースターサンデーは、イエス・キリストが3日目によみがえったことを記念する「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」。今年は3月23日にあたる。その47日前のShrove Tuesday(告解の火曜日、ざんげの火曜日)が、2月5日。そして、明日が Ash Wednesday(灰の水曜日)。この灰の水曜日は、lent(四旬節、日曜日をのぞいて数えたイースター40日前)の初日。四旬節の間は、伝統的に「祈り、断食、慈善」を通じた悔い改めの時期とされている。
今日、学校で何人かの友人から「今日は、パンケーキの日ね」と言われた。パンケーキにはバターや卵、イーストなどlentの間に口にすることが禁じられていたものが入っているため断食の前に食べよう!ということから始まったそう。イギリス中でパンケーキを食べているはず。パンケーキとフライパンを持って走るレースも各地で行われているらしい。ちなみに、伝統的な食べ方は、お砂糖にレモン汁をふりかけて食べる方法。私も一番好きなシンプルな味。我が家では、そば粉のクレープを焼き、ハチミツとレモンでいただいた。
40日間の断食は、穀物の蓄えが少なくなった春を、質素な食事乗り切るという現実的な意味もあったよう。現在は断食する人は多くないが、特定の食べ物(や行為)を自粛する人は割と多い。私はチーズを自粛中。

February 1, 2008
ピラティスと、はじめた日のこと
家の近くにオルタナティブな医療を提供するクリニックがあるのを知ったのは、昨年末。ピラティスのレッスンもあると聞き、1年半ぶりに行ってきた。9月からはじめた女性2名と私の小さなクラス。先生のパメラは、理学療法士だから身体をよく見て個別に対応してくれる。続けたら自分をよく知る機会になりそうだ。
彼女たちは、筋肉がしっかりとしていて全身を使いすぎてしまうタイプ。私は、インナーマッスルを十分に使えていないし、骨盤がとても柔軟なタイプ。ポジションを教わるとすんなりと身体は反応するけれど、気を抜くとすぐに崩れる。小さなボールを腰の下にいれて足をテーブルトップにする姿勢なんてグラグラでつらかった。ここ、本当にウィークポイントみたい。
サーフィンでもテイクオフする瞬間に身体をねじってしまう癖があるらしい。この一瞬でバランスが崩れ、スピードも落ちて波をきちんと取れていないような気がする。これから時々通って、弱点をトレーニングしたいな。
ピラティスをはじめて体験したのは、谷中に住んでいた頃だからもう5年くらい前のこと。あの1回目のレッスン後の調子の良さが忘れられず(足の付け根がグラグラして、身体が異常に軽かった!)ピラティスは私の中で「ザ・特別なエキササイズ」という位置づけになった。ヨガも大好きだけど、ピラティスは運動が好きになったきっかけのひとつだから特別なんだと思う。
そういえば、初ピラティスの日は、日曜日だった。午前中に出社して、大塚でピラティスをしてから会社に戻って徹夜した。人気のない会社で彼と電話をして、色々なトマトを買った話を聞いた。オフィスのグレイの床、窓から見える隣のビルや看板、通り過ぎる車のテールランプ、会社に住むようにいつもいた隣の部署の方、ひそひそ話の自分の声。あの頃から随分と遠くにきた。でも昨日のことのように思い出せる。つくづく不思議な生活を送っていた。懐かしい。