ピラティスと、はじめた日のこと

家の近くにオルタナティブな医療を提供するクリニックがあるのを知ったのは、昨年末。ピラティスのレッスンもあると聞き、1年半ぶりに行ってきた。9月からはじめた女性2名と私の小さなクラス。先生のパメラは、理学療法士だから身体をよく見て個別に対応してくれる。続けたら自分をよく知る機会になりそうだ。

彼女たちは、筋肉がしっかりとしていて全身を使いすぎてしまうタイプ。私は、インナーマッスルを十分に使えていないし、骨盤がとても柔軟なタイプ。ポジションを教わるとすんなりと身体は反応するけれど、気を抜くとすぐに崩れる。小さなボールを腰の下にいれて足をテーブルトップにする姿勢なんてグラグラでつらかった。ここ、本当にウィークポイントみたい。

サーフィンでもテイクオフする瞬間に身体をねじってしまう癖があるらしい。この一瞬でバランスが崩れ、スピードも落ちて波をきちんと取れていないような気がする。これから時々通って、弱点をトレーニングしたいな。

ピラティスをはじめて体験したのは、谷中に住んでいた頃だからもう5年くらい前のこと。あの1回目のレッスン後の調子の良さが忘れられず(足の付け根がグラグラして、身体が異常に軽かった!)ピラティスは私の中で「ザ・特別なエキササイズ」という位置づけになった。ヨガも大好きだけど、ピラティスは運動が好きになったきっかけのひとつだから特別なんだと思う。

そういえば、初ピラティスの日は、日曜日だった。午前中に出社して、大塚でピラティスをしてから会社に戻って徹夜した。人気のない会社で彼と電話をして、色々なトマトを買った話を聞いた。オフィスのグレイの床、窓から見える隣のビルや看板、通り過ぎる車のテールランプ、会社に住むようにいつもいた隣の部署の方、ひそひそ話の自分の声。あの頃から随分と遠くにきた。でも昨日のことのように思い出せる。つくづく不思議な生活を送っていた。懐かしい。

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