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May 17, 2008

日英エコファッション特集

ELLE & marie claire

ecologist(エコロジスト)は特集によっては買い、サティシュ・クマールが編集長をつとめるResurgence(リサージャンス)は日本でも愛読、アート&デザイン系の雑誌は時々買っているけれど、UKのファッション雑誌は読むところがみつからないというか広告の香りにやられるというか自分では買いません。でも雑誌を見たいな〜と思い日本から持ってきてもらったのは「もっと地球を愛したい!」特集のELLE Japon。そしてヒースローに迎えにいく途中に入った書店で目に留まったのは marie claire。こちらは「eco chic goes glam」(エコシックはもっとグラマラスに!)という特集。一冊ぜーんぶエコ特集だったので購入。marie claireは「fashion with heart」(心のこもったファッション)というキャッチをつけているのですね。ちなみにUKのファション雑誌はプラスチックの袋に封入されていることが多いのですが今回のマリクレは紙バッグでした。次は袋をなくすかな?!

浅いものも深いものも含めてとにかく情報量が多いので、気になったものを3つずつピックアップ。

まずは、ELLE Japon June 2008から。

●人気デザイナー×トップモデルによるエコ・クチュール競演
NYコレクションでNPOのEarth Pledge(アース・プレッジ)が企画したランウェイショー「フューチャーファッション」を紹介。イメージがいくつかここでみられます。エコファッション=オーガニックTシャツではありませんよ。ダナ・キャラン、イヴ・サンローラン、ラルフ・ローレン...エレガントなエシカルファッション。個人的にはトーマス・マイヤーのオーガニックシルクで作られたコートドレス、メゾン マルタンマンジェラの超素敵なビスチエドレスが着てみたいです。


●最旬おしゃれエコカタログ
ファッションを楽しみつつ環境や社会のことを考えた選択肢をより多く持てるように、様々なエシカルブランドが紹介されています。チェックしてみたいブランドをこのページでいくつか発見しました。

○ EKOVARUHUSET(エコヴァルフセット)
ストックホルムにあるエコをテーマにしたセレクトショップ。スウェーデン語で「ハウス・オブ・オーガニック・プロダクト」という意味だそう。ニューヨークにもショップをかまえています。オーガニックな素材、手作業で作られたもの...とっても素敵なアイテムが揃っています。日本ではUAが扱っているみたい。Spring Summer 2008 Lookbook (PDF)

○ Philip Lim(フィリップ・リム)'go green go' 
バーニーズニューヨークで発売されている彼のグリーンラインはオーガニック素材のワンショルダードレスやカクテルドレスが素敵です。「僕はこのラインがエコを協調した特別のものだと思われたくない。自分たちのおしゃれに、エコフレンドリーな服を取り入れることがいかに簡単かということに気がついてほしい」というメッセージ、お財布は別の相談として確かに選択肢が増えてきているなぁと感じます。知る心と選ぶ心を鍛えなくちゃね。

○ murmur magazine(マーマーマガジン)
Spick & Spanのシスターライン(かな)のフレームワークが発行しているmurmur magazineは売上げの一部が森林保護のために活用されるそう。'サステナブルなライフスタイルの情報はもちろんエコな視点からファッションを楽しみ、服を愛するということ最新のエシカルファッション身体やこころへの"気づき"、目覚めて生きる知恵についてクールかつ、無邪気な気分でお届けします!' とのこと。(最近色々とつっこみたくてしょうがなくなっているのはイギリス人特有のブラックさがみがかれているからだろうか?)無邪気はともかく「10年愛した服、愛し続けたい服」という考えが私は好き。それから創刊号のネコの絵がとてもかわいい。

答えはひとつである必要がなく、選択肢が増え、選ぶ心があたたかく思いやりのあるものになっていく必要があると思うこの頃です。知識はベースとしてもちろん必要。


●地球にも肌にもやさしいエシカル・コスメの時代へ!
愛用しているWeledaやDr. Hauschkaなどの他、つねづねいいものがみつからないなぁと思っていたメイクアイテムもいくつか紹介されていました。Lavera(ラヴェーラ)はドイツで人気のオーガニックコスメ、使ってみたいです。Logona(ロゴナ)もドイツから。私もLogonaのリップスティックを持っています。口紅やグロスを使うと必ず荒れるのでなかなか合うものがみつからないのですが、ここの製品はOKです!


次は、marie claire UK June 2008から。

●Mary, Queen of Green
この記事が断然おもしろかった!Mary Portasは著名なUKのジャーナリストで消費活動(購買)を専門としていて Mary, Queen of Shops,というテレビ番組のプレゼンテンターもしています。エシカル、エコ、フェアトレード、オーガニックの違い、エシカルファッションの歴史、ハイデザイナー以外の選択肢についても語っています。(Marks & Spencerの服をOxfamに寄付すると次に£35以上の購入をするときに£5オフになるスキームとかおもしろいですよね。詳しくはM&S and Oxfam Clothes Exchange

時々すごい掘り出しものを見つけるので私も好きなチャリティーショップについては「もっとセクシー&買いたくなるようにしていかなきゃ!」と。日本でもエコファッションのおもしろい試みがたくさん始まっていますが、チャリティーショップがイギリスほど身近にあればいいのになーと本当に思います。

Think the Earthプロジェクトのフリーペーパーに寄せたUKチャリティーショップの記事はこちらから。

多分、一番共感できるのは「購入するときに安いものをたくさん買うのではなく、本当の意味で品質のよいものを少し、という姿勢が大切」という部分。「どう見えるか、どう見られるかが重視されている今の世の中でエシカルファッションを説くのは簡単じゃない。でも購買というのはすぐに埋め立て地に捨てられてしまうものを安く簡単に買うことではなく、意味のあるソーシャルなアクションだと思うの。」という言葉も好き。昔は、誕生日やクリスマスのときにプレゼントしあったり、入学式や学校の学年があがる時に、教会やお祝い時のために、季節の変わり目に、そういうオケージョンにあわせて衣類を新しくしていたはず。これ、随分とさかのぼる話だけれどこういう意識を持つのも悪くないなーと思います。


●Can these style experts go Eco Glam?
トレンドを意識しながらエコ&エシカルでいられる?ファッション業界に携わる3人のエシカルファッション特集です。「ビンテージマーケットはショップよりも購入しやすい価格でおすすめ」とのこと。ビンテージファッションもいいですね。


●ケイトブランシェットのインタビュー
環境活動に熱心なセレブリティとして知られているケイトのインタビュー。10年以上住んだイギリスから祖国オーストラリアに戻り、劇場のアートディレクターの仕事に携わっているそう。シドニーのこの劇場にソーラーパネルをつけてグリーン化する案を提出したり自宅をかなりのグリーン化したり、言うだけではなく実際に自分でやっているのがいいですね。日本だとどういう人がいわゆるエコセレブと呼ばれてるのかなぁ。

他にも、イギリスで大人気のアロットメント(共同菜園)の特集やエデンプロジェクトで撮影した101のエシカルファッション特集、「これは素敵〜」とうなってしまうステラ・マッカトニーやCielのドレスなど、盛りだくさん。ちなみにこちらは、CielのファウンダーSarah Rattyのインタビュー、面白かったです、やっぱり時間がかかっても地道に続けることが大切ね〜。ふぅ、長いエントリーになってしまいました :)

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