海を望む白いコテージにため息



スプリングバカンス』から続く

わずかな家と農場のみが点在する土地をいくマイルも進むと少しずつ民家が増えてくる。小さな村を過ぎ、また数十の家からなる小さな村を抜ける。海に近づくにつれ村は少しずつ大きくなるようだ。そして家の数がどんどんと増えNewquay(ニューキー)へ入る。

Newquayは国際的なサーフ大会も行われる海辺の街。街と書いたけれどどちらかというと町という印象だ。イギリスの街はどこまでもコンパクトでいい。

バンクホリデー(祝日)後のNewquayは少しくたびれた感じがしつつもヨソの人が少なくなって一息ついているような空気が漂っていた。5月と9月というのはホリデーシーズンの最初と最後だけれど まだまだ静かだからイギリスを訪れるのにおすすめの時期だ。

Newquayの中心から数マイル外に、今回の滞在先がある。ナビが示すのは海との境界線上?! ボードを持って海から戻るサーファーたちとすれ違いながらゆるやかな坂を上ると海が目に飛び込んでくる。そして、言葉にすることが難しいほどフクザツな色合いを持つ海を望むHeadland Hotelとcottageが現れる。

The Headland Hotel [LINK]
The Headland Cottages [LINK]




Headland Hotelは、ロンドンからのゲストを迎える高級ホテルとして1897年に設立。館内はヴィクトリア朝の美しい装い。私たちが滞在したHeadland Cottagesはコーンウォール初の5つ星ホテルとして数年前にオープンしたばかり。元は従業員の宿舎があった土地だそう。70年代に「ホテルの隣」への宿泊問い合わせがくるようになり経営者が調べた所、従業員が部屋を個人的に貸し出していたことが発覚!キッチンもあり自分の家のような場所に滞在したい人がいるのかもしれない...と開発が計画されたけれどここはイギリス。新しい建物を、しかも海辺の美しい場所に立てることはとても難しい。十年以上の月日を経てオープンしたのだそう。










真っ青な空にはえる白いコテージは2階建て。ドアをあけると、そこは完璧なリラックス空間。フルキッチン、リビング、ベッドルーム、テーブルの置かれたベランダ、海が見えるバスルーム...自分の家のようにゆったりとした時間が味わえる。セルフケータリングなのにクリーニングも入るのでお掃除をしない自分の家です :) あー、本当にここに住みたい。

ホテルもいいけれどセルフケータリングが好き。朝食はフルーツや地元のパン屋さんで買ったものをベランダや外で食べられるし、遊び疲れた日は夕日が沈むのを見ながら部屋でゆっくりと食事ができる。気が向いたらレストランやカフェで食事もできるというフレックスさがいい。


さすがイギリス!と思ったのは冷蔵庫のなかにミルクを用意してくれていた点。さっそく濃いめのミルクティーをいれて一休み。






彼の大のお気に入りになったのが、コーニッシュクリームティー。スコーンにジャムとクロテッドクリームをのせて、紅茶と一緒にいただくというもの。(有名な話だけれど、クリームが先かジャムが先かで別のものになります。隣のデヴォンではクリームの上にジャムをのせます。私はコーニッシュ派! )多分、彼のお気に召したのはクリーム。超フレッシュでとろとろのクリームを求め、スワネジへ帰る途中に大々的な寄り道をしたくらいです。本当はお茶の時間にいただくものだけれど朝ご飯にも食べました ;)
◇ 死ぬまでに食べたいクリームティー@All about [LINK]



もうひとつ気に入ったのは、地元の食材ガイドが冷蔵庫にはられていたこと。ファームからお肉を届けてもらったりオーガニックの野菜を玄関先まで持ってきてもらうこともできる。季節のものを、その地域でしか手に入らないものを楽しめるのは旅の楽しみのひとつ。

いつも甘やかされているなぁと思うのですが、このコテージに到着したときは またもや!と思わざるをえなかったです。どうもありがとう:)


あー、このままここに住み続けたい。と思っている最中 ;) 海への散歩は次回!

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