夏至の夜に、踊る

夏至の夜にみんなで踊る

母がアートセラピストとして研修を行っているステーツファームで恒例のBarn dancingが行われた。フィドルや笛を持った人が何人もいる本物のバンドがいて、納屋(Barn)の床をドンドン踏みながらみんなで踊った。

ステーツファームは、キャンプヒルの一部。キャンプヒルは、シュタイナーの人智学に基づいて設立された障害のある人と健常者が共に住むコミュニティー。ここには障害者の学校(シーリングスクール)や、そこを卒業した人たちが生活をする場もある。例えばバイオダイナミック農業を行いながら共同体で暮らすのがステーツファーム、近くには手工芸やパンを作っているランタンもある。

私もシュタイナースクールに通っていた頃、父が日本にしばらく戻っている間に母と弟と3人でシーリングの森の中の家に住んでいたことがある。うまく言葉にはできないけれど、とにかく優しい雰囲気が一帯を包んでいたことを覚えている。

今日は、いつになく色々な人がいた。みんな、嬉しそうで楽しそうで、優しくて、気持ちがあたたかくなる空間だった。子どもたちが走り回ったり、その日に生まれた子豚たちをみんなで見たり、ごはんをおいしく食べたり、おしゃべりしたり...。私は、シュタイナースクールの担任の先生と10年ぶりに会えたし、同級生や弟のクラスメートも何人もいた。本当に本当に嬉しかった。

その間もずっと音楽は陽気に流れ、軽やかに踊る姿がたくさん。いい夜だった。

こういう空間や時間の感覚、あたたかな距離感がやはり好き。それを忘れちゃいけない。

(写真をクリックすると大きくなります、ちょっとですけれど。)

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