October 2008 Archives

October 31, 2008

一段落の感覚

ベランダに落ちる影の、高さが濃さが変わってきている。毎日は見られないけれど、家にいると目にとまる。光と影への、抗えない興味は父ゆずりだろうか。


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ベランダがオレンジ色に染まっているのを見ながら、仕事を片付けている。午前中は彼と大掃除をし、ようやく届けられることになったベッドを収める場所をつくった。不思議なもので、何という明確な理由がないものの、「段落した」と感じた。彼もそう感じたらしい。どこまでいくと片がつくのか。ゴールが見えないときもとにかくテクテク前へ進んでいると完結を感じる時がある。そして次の一歩へ。

先週は、六本木で大学時代にお世話になった方とばったり、広尾で以前のプロジェクトでご一緒した方とばったり、渋谷で高校時代の友人と卒業後2回目のばったりを経験した。10年ぶりでも、ハッとわかるのだから嬉しい。

October 28, 2008

秋の本、老化するお金?、仕事など

10日ほど前に仕事がはじまった。事務局として働いていたThink the Earthプロジェクトの推進企業で企画と制作の仕事をしている。Think the Earthプロジェクトと同じように環境や社会問題を扱いながら色々と創っている。ふたつの組織は別物だけれど働いている環境は同じで、元々近しい関係なので、私の中では部署が異動になったくらいの感覚で職場に戻らせていただいた。なにやら毎日が楽しい。のんびりと、じっくりと楽しみ続け、誠実な仕事をしたいと思う。

本を色々と新たに読んだり、読み直している。『22世紀のグランドデザイン』(竹村真一・慶應義塾大学出版会)が本棚に並んでいたので久しぶりに手に取ってみた。以前と比べると読み取れる範囲が変わっていた。特に気になったのは河邑厚徳さんと竹村さんの対談。河邑さんは「エンデの遺言」という番組を制作し、地域通貨などが日本でポコポコ生まれるきっかけを作られた方だ。

「お金って何だ?」という基本的な質問を問うことなく私たちはお金との関係を持っている。確かにお金って何なのでしょうね。本来の役割は「社会の血液」として循環するもので、老化するもの。でもお金が劣化しなくなるどころか、どんどんと誇張していっている。そしていま、私たちは大きな躓きを経験している。「お金は死なない、老化しないという点で生命のロジックに反している」という河邑さんの言葉が紹介されているが、人類史においてお金はどのように生まれどのように使われてきたのか。社会の中でどのような役割を担えるのか(今と違う形で)。ゲゼルやシュタイナーなどドイツの思想家の考えも紹介されていて、とても興味深い。今まで問うことのなかった問いへ私自身が誘われている。次は『エンデの遺言』を読み直そうと思う。もう少し読んだら、また書いてみたいと思う。

そういえば、です・ます と であるが混ざったブログになっていて読みにくいなぁと長年(!)思っているのですが、今のところは気にしないで気分によって使い分けることにしました。読みにくくてごめんなさい。

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October 15, 2008

新米と甘酒

「秋祭りにあわせてつくったよ」と岡山で祖母から甘酒をもらいました。甘酒は大晦日のお参りや寒い時期にいただくことが多かったため、冬のものだと思い込んでいました。でも、祖母の中では秋祭りの甘酒というイメージが強いらしい。なるほど、本には初めて目にする「新麹」という言葉が。今年収穫された米(麹)から作られた甘酒は、秋祭りに欠かせないものとして各地で楽しまれてきたのですね。日本らしい季節毎の過ごし方への関心や感動が一層深まっているこの頃です。皆さんの住んでいる地域では秋祭りが行われましたか?甘酒は召し上がりましたか?

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熱々の甘酒にすりおろしたショウガをたっぷりと入れるのが私は好きです。祖母に教えてもらった白玉入りのデザートもおすすめですよ。 <作り方>小さめの白玉をつくる。甘酒を好みまで薄めて温める。ゆであがった白玉を入れショウガを好みで入れる。冷やしてもgood!

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毎年楽しみにしている新米も届きました。みずみずしくておいしい!つくってくださった方への感謝の気持ちを持ちながらおいしくいただきました。ありがとう。

October 10, 2008

すっかり秋

お元気ですか。私は元気です。

すっかり秋ですね。空気のひんやりとした様に毎朝驚きます。洋室の窓をあけると金木犀の香りが風にのってリビングまで届きます。雨が降ると一層香りが強まります。温かな飲みものに手が伸びてホッとします。

帰国翌日から人と会う予定があったり、food creation 諏訪さんのお手伝いで横浜トリエンナーレに数日関わったり、引っ越しをしたり、楽しいBBQをしたり(2週連続!)、おいしい中華をいただいたり、箱根でこれまたおいしい楽しい時間を過ごしたり、彼と伊豆に行ったり、両親と弟とのんびりしたり、友人が家に来てくれたり、友人の家に行ったり、鎌倉の友人宅のお料理教室に行ったり、岡山の祖父母に会いに行ったり、仕事を再開したり...出不精の私にしてはめずらしくきっちりと楽しみました。おろおろすることも、泣きたくなることもあるにはあったのですが、何とか、今日になってホッと一息ついた気がして、ブログを書こうと思えました。あと数週間は生活のリズムが整わないと思うけれど、金木犀が、紅葉が、空気の冷たさが、確実な移り変わりというものの存在を教えてくれる。小さなこともすくいあげながら丁寧に毎日を過ごしていきたいものです。

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