木イチゴソルベと、クリームな空
本日、10年ぶりくらいの中野にて仕事。水紋画というものを考案された80歳の先生をお尋ねした。お会いすると、世界の見方が変わる出来事がある。今日は、そんな日だった。K先生のお話には、祖父の絵への取り組み姿勢と通づるものがあり研究者ならではのものなのかと興味深かった。美しい、ということに対する考えが少し変わった日でもある。
打ち合わせをもう1本終わらせて、いつもより少し早く帰宅すると空がまだうっすら明るく、ピンクの線が浮いている。ハーゲンダッツの「木イチゴミルフィーユ」みたい。急いで着替えて海へ行く。海水はずいぶんと暖かく、いつの間にか夏になっていることを肌で感じる。大きな声で鼻歌をうたいながら、膝までばしゃばしゃ、1時間ほどの散歩をした。木イチゴソルベは深い青となり、満月にほど近い月がクリームのような光を海面に落としている。
いくつものことがあり、とにかく目まぐるしかったこの半年。大きな一息をついた日だった。特に何があったわけじゃないのに、こんな風に幕が閉じて、幕があがるような日もあるのだなぁ。
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