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2004年01月31日

自然と融合するシックなハイテクノロジーのデザイン 伊藤若冲と高木春山


愛知万博ポスター

デザインのデザイン」の中でも、「進化するほどに自然と見分けがつかなくなるような、自然と深く融合していくシックなハイ・テクノロジーのイメージ」と解説されていた、原研哉さんデザインの愛知万博ポスター。江戸時代の本草家・高木春山の本草図説が図案となっています。


人間が自然の造形に敬意を持って賢明に写し取ろうとしている、その息づかいが生々しく伝わってくる。今なら写真を撮ればすむだろうが、当時は手で描くしか方法がなかった。ひたすら目と手を鍛錬して自然を克明に描きつくそうとしている。そこには自然の創造性を崇拝する真摯なまなざしがある。そのまなざしは、西洋近代が目指した人間中心の科学ではなく、動物も、植物も人間も同じ地平に居並ぶものと考え、そのそれぞれを、神が宿るべき対象として畏敬する日本古来の自然観を伝えている。まさに明治の改革以前の日本人の目だ。(「デザインのデザイン」P189)

本草図説


六本木ヒルズの森美術館で開催されていたハピネス展でも、印象深かったのは伊藤若冲鳥獣花木図屏風ですが、ちょっと前には宇多田ヒカルのSAKURAドロップスのプロモーションビデオの図案としてCG化されていたり。「進化するほどに自然と見分けがつかなくなるような、自然と深く融合していくシックなハイ・テクノロジーのイメージ」というスタイルからいくと、日本にはまだまだ眠っているデザインも多そうです。

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Posted by jkanekomt at 2004年01月31日 18:52 | trackBack



Comments

伊藤若冲、去年にNHKの新日曜美術館で紹介されたりしていて私も気にしていたのですが、プロモーションヴィデオで再現されていたとは驚きました。ちょいと自分でも掘り下げてみたくなりました。

Posted by: Doggylife at 2004年01月31日 20:45

高校時代からの仲良しが若冲の研究&保存をしていると先日はじめて知りました 驚くべき新鮮さ 現代美術を中心にしたハピネス展でもひと際すばらしかったように感じました 高島屋で見られますよー (→)  http://www.goodpic.com/mt/asa/archives/000319.html 

Posted by: asakart at 2004年02月01日 00:28

SAKURAドロップスのビデオと伊藤若冲は、ハピネス展の実物を見てアレッと思いつつ、その後ネットで調べてなるほどと確認しました。
結構、潜在意識にイメージって残っているもんなんですね~

Posted by: Jun at 2004年02月01日 02:00
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