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2004年05月07日

GMailによる、eメールの”デスクトップ(机の上)の手紙”という古い概念からの進化

G-Mailのユーザーインターフェースが素晴らしいことについて、O'Reillyのweblogでも書かれていました。

Why GMail Matters (Really!)( William Crawford:O'Reilly Weblogs)

Crawford氏は「G-Mailの開発チームは、eメールのユーザーインタフェースに関する考え方を根本的に見直すことに成功している」と評しています。G-Mailがソフトウェアの重要な転換点になりうる理由を幾つかあげているのですが、第一には”デスクトップ(机の上)”というPCの古い概念をブレイクスルーしていることをあげています。
「一つのメールは、必ずどこかのフォルダに保存される」という今のメールソフトのつくりは「紙の手紙=棚のどこかに整理する」という概念に縛りつけられている、とこれは言われてみればその通りです。
eメールを、一枚の手紙という概念から解き放てば、わざわざフォルダ毎に整理することなどしないで、データは一箇所に保存しつつも、会話の流れを見やすいように並べ換えたり、一つのメールに複数のラベルをつけて、別々の視点から整理して眺めたり、自由な見方があってしかるべきだと。

「あの人から来た仕事のメールどこいったかな~」とoutlookのフォルダの中を懸命に探すような猿作業に今まで使ってきた時間は、チリも積もればで計算すると、結構恐るべき無駄だったことが判明しそうです。
今までのメール検索も、PCの1GHz以上のCPUパワーを無駄に浪費しつつ数秒間も待っていなくてはいけない、その無駄たるやこれもマイクロソフトが検索技術を軽視してきた結果なのかもしれません。検索エンジンのサイトで数秒間もレスポンスが無いなんて誰も使わないですよね。

同じくO'Reilly Weblogsの以下の記事では、ローカルフォルダのメールや添付ファイルを高速に検索するX1というソフトが紹介されています。「Longhornが全ての問題を解決するって?そんな2年も3年も待ってられない」というわけです。

The Best Windows Search Tool Ever Created?(Preston Gralla : O'Reilly Weblogs)

GoogleのIPOがビジネス界の関心の的ですが、G-Mailをきっかけに巻き起こりそうなソフトウェアの変化、特にOSのパーツに近い部分で、RSSフィードリーダーやローカルサーチなどの新しいイノベーションによってバリューシフトが起こる可能性はあるのでしょうか?

と、ここまで読んでいただいた方に、おまけです。Gmailのベータテスターに招待してもよいよ、という招待状をGoogleからもらいました。せっかくなので、GoogleやAmazonなどのネットサービスについて興味を持ってブログを書かれている方で、ベータテスト参加希望のかたは、この記事のコメント欄に「ベータテスト希望」などとコメントください。残りがわずか一人分しかなくて申し訳ないのですが、コメント先着で一名様に送りたいと思います。

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Posted by jkanekomt at 2004年05月07日 01:40 | trackBack



Comments

βテスト希望(^^)

Posted by: tnoma at 2004年05月07日 01:45

おおっはやい。招待状送っておきました~

Posted by: Jun Kaneko at 2004年05月07日 11:49
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