「C言語ポインタ完全制覇」再チャレンジ:現場のオヤジは侮れん

最近ちょっとC言語を勉強しなくてはいけない状況です。大学の情報処理の授業でポインタ?わから~んと挫折した思い出しかなくて、その後はJavaやPerlにはしっていたのですが。。改めてリベンジということで、何かいい参考書がないかと手に取ったのが前橋和弥さん著の「C言語ポインタ完全制覇」。

これは、かなり面白い本でした。大学時代にもこの本(と、あとはやる気?)があったらちゃんとしたプログラマーになっていたかも。とにかく文章が面白いので飽きることなく、かつ論理的に(時には非論理的なCの文法を)理解することができます。サンプルコードも実際にメモリの使われ方を感じることができるようによく工夫されているので、BCC Developerなどのフリーの開発環境をインストールして試しながら読み進めると、さらに理解も深まります。

C言語の解説にとどまるだけでなく、JavaのVectorが実際には内部的にどうなっているか、などC言語を直接使う予定が無い場合でも非常に参考になるのでは。丁重な解説の合間にも、著者の実感のこもった文体にウンウン、そうそうと、うなずくこと多々です。「C言語=育ちはちょっと悪いけど腕は確かな現場のオヤジ」というカバーのコピーのように、現場のオヤジを侮るべからずというところですね。

P138

Cはよく、ポインタという形でアドレスが直接見えることから、

  • メモリをつねに意識しないと、C言語のプログラミングはできない
  • Cなんて構造化アセンブラじゃないか
  • Cなんて低級言語じゃないか

と、こんなふうにいわれたりするわけなんですが、普通のアプリケーションがプログラムを組むにあたって、ポインタがアドレスであることを意識する必要なんてまったくないものです。
Cは確かに低級言語かもしれませんが、高級言語を使いたいのに、C言語を使わざるをえない場合に「C言語なんて低級言語じゃないか。けっ」なんて屈折して斜に構えても得るものがあるわけじゃなし、たとえその処理系でポインタがアドレスであったとしても、そんなことは忘れてしまえばいいじゃないですか
Cは、高級言語らしく使おうと思えばけっこう高級言語らしく使える言語です。いざバグるそのときまでは(あれ?)。

C言語ポインタ完全制覇
前橋 和弥



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