ブログ+RSSリーダーと、検索エンジン。情報を探す導線設計の違いと補完関係

ブログとRSSリーダーを一度使い始めると、もう絶対に手放せなくっている人も多いと思います。今までの検索エンジン、メールマガジンとは、別の形の情報収集のツールであることは直感的にわかるのですが、その具体的な違いは何なのか?しばらく考えていたことが結構整理できたのでまとめてみます。

いきなりですが、下の図を参照ください。

この図は、ネット上での情報のつながりと、その情報に対するリーチのしかたを整理したものです。

まず個々のブログは、それぞれ幾つかのテーマを持っています。例えばこのGoodpicブログだと「ネット技術、サーフィン、海の写真、湘南地方」などいくつかのテーマに関連した記事が集まって、一つのブログとして成立しています。一方で、他のあるブログは「ネット技術、音楽、ラーメン」を主にテーマとしている場合、この二つのブログは「ネット技術」という意味合い( Context )でリンクしているといえます。
この意味的なつながり( Context )が、ブログ同士をリンクしている緑の点線で、それは「ネット技術」のような記事のテーマだったり、あるいは住んでいる地域だったり、知っている人( SNS )だったりと色々なContextが存在します。
そういった様々なContextを、RSSリーダーや、SNSでつながっている人のブログの更新情報を表示できる機能や、メタタグを利用してFlickrdel.icio.usのようにシェアすることで、情報を入手するのが最近トレンドの導線設計かなと。

一方で右側の検索エンジンを使った、情報のリーチは「あるページに含まれているキーワード」と、おなじみのGoogleのPageRankのようなページ評価を組み合わせることで実現されています。この場合は、「あるキーワード」に関して、インターネット上でもっとも評価の高いページから閲覧する、という導線設計になります。
一つのページ=記事は、だいたいにおいて主なテーマがありますが、より具体的に検索するためには、絞込みのためにサブ・テーマ的なキーワードを組み合わせて検索する必要があります。そういった意味では、一つの記事も複数のContextを持っていると考えて差し支えないでしょう。

日常的にRSSリーダーと、検索エンジンの両方を使い分けているように、この二つは競合するものではなくて、相互に補完するものだと思います。そもそも、一つのブログは、沢山の個別記事から成り立っているものですし、検索エンジンで一つの記事にたどり着いて、自分の興味のあるテーマを扱っているブログだったら、RSSリーダーに登録する、というは自然の流れです。

こんな感じで整理してみると、一つのHTMLページは「一つの記事」で、ブログは「記事が集まった雑誌」、RSSリーダーでチェックするのは「雑誌を定期購読」するイメージでしょうか。


情報の対象探す手段例えるなら
検索エンジンHTMLファイルキーワード個別の記事
ブログ+RSSブログContext雑誌の定期購読

ひとまずはこれで、ブログ+RSSリーダーと、検索エンジンの導線設計の違いが見えてきたところで、次は二つのビジネスモデルの違いをまとめてみたいと思います。

キーワード・ビジネスの検索エンジンと、編集力で差がつくブログ+RSS」へ続く