ウェブ進化の流れ

ちょっとモーレツ忙しくて、2週間もブログ更新できず。遅くなりましたが、ご招待いただいた2月7日のウェブ進化論」イベントの感想などをアップしてみる。まずは「ウェブ進化論」自体を読んでみて、WEBの時流をまとめ読みするには、最適な書籍ですね。日頃から関心のあるテーマですが、ネット上の速い流れから少し支流にはいって、小さな湖で一息つく感じでしょうか。その中で感じたのは、

  • 関心のあることに「言葉を尽くす」という試み
  • 実際の出来事や、色々な人の言葉を一気読みすることで感じる雰囲気
  • 本の中で見つけることで、思考の共有部分の再確認
  • 本の中では見つけられない、自分だけの視点の再発見
  • 「さて、それではどうしよう?」という次のステップへのつながり

なにはともあれ、文章にまとめるというのは時間のかかる作業なので、WEBに流れる多くの言葉を、一冊の書籍にまとめることへのモチベーションが感じられます。ロングテールとか、フォークソノミーといった概念が示しているのは、WEB上の言葉の量がどんどん増えて、大きな流れが生まれたり、逆に非常に離れたところまで細い支流が広がるような、そういうダイナミズムをどうにか表現しようとする試みなんじゃないかと感じます。

それを今までの「メディア」という文脈だけで話そうとすると、マスメディアとか、広告モデルとか、いわゆる情報流通のシステムについてのディスカッションになってしまいがち。それは一つの、ものの見方かもしれないけれど、なんとなく個人的には、表現の幅を狭めているような気もします。

ロングテールの可能性の大きさを証明するには、マスメディアとの広告収入の金額を比較するのではなくて、そこにどれだけ「新鮮で濃い」流れがあるのかどうか。個人的には最近、その辺に関心がシフトしてきました。そうなってくると、マスメディアがどうかわるべきか?とか、実はどうでもいいのかなあ、とか思ったり。

それよりも、自分が必要としている情報を、より簡単に見つけられて、考えが深められる場所があるならば、そこで集中するための努力をする。むしろ、自分に無駄なもの見極めて、バッサリと断ち切ってしまうほうが、よっぽど勇気がいるのかも。沢山の人のアテンションはビジネスにはなるのでしょう。ただ、アテンションをお金にかえるシステムの話と、何に自分のアテンションを向けていくのかは、まったく異なるテーマではないかと思います。個人的には、後者のほうが、自分の次のステップかな?と思ったり。まあ、もちろん前者も後者も両立するのが一番なのですが、その枠を超えて、広がり始めた流れはもう止まらないだろうなーと。

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる
ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる