フォトショップ : カラーバランスで色かぶり補正

前回のエントリー「フォトショップ 写真補正&加工の大原則」で、フォトショップを基本に忠実に使うことの威力を改めて知りました。ついでなので、「プロとして恥ずかしくない写真補正&加工の大原則」を参考に、色調補正の基本を見直してみます。今回の素材画像はこちら。

レベル補正

画像全体の、色の分布を表示するヒストグラムを見ながら、レベル補正をおこないます。スライダを動かしながら、直感的に補正することもできますが、今回は、スポイトを利用してみる。3つあるスポイトの内、まずは一番右のハイライトを指定。写真の中で一番明るい電球の部分をクリックします。

次に一番左のシャドウを指定。写真の中で一番暗い影の部分をクリック。

最後に、中間色は、写真の中に丁度いい場所がなかったので、スライダーを利用して補正します。

以上3つの補正結果が右下の画像。左は補正前。WEB用にこれぐらいのサイズにすると、ビミョーな違いになってしまいますが、大きな画像だと全体的にくっきりした感じになります。

カラーバランス:中間色の調整

次にカラーバランスを調整していきます。ここで重要な役割を果たすのが、「カラーサンプラーツール」。いくつかポイントを指定して、その部分のRGB情報を表示してくれます。

「カラーサンプラーツール」が便利なのは、カラーバランスを調整している最中に、各ポイントのRGB値を変更前と変更後の両方を表示してくれることです。まずは、「中間色」を色補正するために、グレーに近いところを選びます。

各ポイントのRGBの変化を参考にしながら、記憶のなかの壁やソファーの色に近づけるべく、カラーバランスを微調整。撮影時は、ホワイトバランスはカメラ任せに撮っていたので、かなり赤かぶりしてしまっています。

中間色のカラーバランスを補正した結果は、こんな感じ。

シャドウ部分のカラーバランス

次に、「シャドウ」を選んで、影になっている部分を、何カ所か「カラーサンプラーツール」でピックアップ。同じように、濃い影の部分は黒く、グレーに近い部分はその色が出るように微調整。

微妙な違いですが。。。

ハイライト部分のカラーバランス

次に、「ハイライト」を選択。もっとも明るい電球などハイライト部分をいくつかピックアップ。電球の暖かさがでるような色合いに微調整。

これは大分イメージが変わりました。

完成!

微妙な色調整でしたが、元の写真と、最終的な補正後の写真を比べるとこれだけ違いがでてきました。しかし、カラーバランスの補正を勉強してみると、撮影時のホワイトバランス設定が重要なことに、あらためて気がつきますね。あと、写真のなかのシャドウやハイライトなど、ライティングのバランスを意識をするようになるかも。

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