Macのブラウザで、写真の正しい色合いを表示するためのカラープロファイル設定

Mac と Photoshopで、正しい色合いの写真をWEBにのせるのに意外と手間取ってしまった。最終的には、ブラウザでのカラープロファイル(ICCプロファイル)の対応状況と、フォトショップでのカラープロファイル変換がポイントだったのですが、ひとまずの正しい色合いを表示できる方法をまとめてみます。ちなみにwindowsでは、このような状況は発生しないようです。

SILKYPIXで色合いを調整、現像処理をした後に、ブログにのせるためには、Photoshopで画像を縮小、JPEG画像に保存します。フォトショップでは、「web用に保存」というメニューで、ImageReadyを利用した最適画像の保存ができるのですが、その際に非常に色合いが悪くなるのが気になりました。

最初は、JPEGの保存オプションでの、カラー(ICC)プロファイルの埋め込みやEXIF情報の有無、圧縮比率の問題かと思ったのですが、FireFox で見ると、どのパターンの画像も色あせて見えてしまう。そこで試しに、Safariで見てみると、ICCプロファイルを埋め込んだ画像だけは、正しい色合いに見えます。これは要するに、ICCプロファイルの対応状況のブラウザ依存ということになります。以下のページでは、自分の使っているブラウザのICCプロファイル対応状況をチェックすることができます。

Is It Version 4 Ready?

マックでは、Safariは、ICCプロファイルを処理して正しい色合いを再現できるが、Firefoxは対応していないので、色合いがおかしくなる、という点までは理解できます。

ただし、このページをwindowsで見ると、FireFoxとIEともにICCプロファイルに対応していないとの結果になるのですが、Mac+Firefoxでは色合いが変に見える画像も、windows+Firefoxだと問題なく表示されます。

カラープロファイルの扱いにフォーカスしてWEBを検索していくと、以下のようなページを見つけることができました。具体的な回避策としては、下記ページにも書かれている通り、フォトショップを使って、ディスプレイのカラープロファイルに画像を変換します。

「イメージ」メニューの「モード」サブメニューから「プロファイル変換」を呼び出します。「変換後のカラースペース」として、先ほど調べたディスプレイプロファイル名を選びます。「変換オプション」はデフォルトのままで構いません。

写真道:プロファイル非対応アプリでの画像利用より

結局のところ、ICCプロファイルが非対応の場合の、OS毎のアプリケーションの挙動の違いということになるのでしょうか? 検証していないので正しいかどうかは分かりませんが、以下のようなこと?

  • Mac OSXでは、ICCプロファイル未対応のアプリ(FireFoxなど)は、画像をディスプレイのカラープロファイルで処理しようとする(結果として、sRGBの表示できない色領域が発生し、画像が変に表示される)
  • windowsでは、ICCプロファイルが未対応のアプリ(FireFox, IE両方)は、画像をsRGBのカラープロファイルで処理しようとする(結果として、sRGBの画像はそのまま正しく表示される)

その他の検索した以下の記事では、OSごとの違いについてはあまり触れられていないのですが、上記の仮説は大体あてはまるような気がします。Macの実装のほうが原理的には正しいけれど、windowsの実装のほうが、より多くのケースで望ましい画像が表示されるということなのか? いまいちスッキリしないなあ、というひとまずの調査結果でした。