Dropbox と Movable Type を使って、サーバを使わずWebサイトを公開

ローカル環境にインストールしたMovable TypeとDropboxで、レンタルサーバーなどを使わずWebサイトを公開してみる。「できるよなー」とは思っていたのですが、試したらやっぱりあっさりできました。

まずは通常のXAMPやMAMPなどを使って、Mac(PC)のローカル環境にMTをインストールします。なお、私はMAMPのDocument Rootは"/Users/MAC_USER_NAME/workspace/" に変更しているので、適時、自分の環境に読み替えてください。MT5.1 RC2 は以下のフォルダにインストール。

/Users/MAC_USER_NAME/workspace/mt/mt51

MAMPからは、以下のURLでアクセスできます。

http://localhost:8888/mt/mt51/    

インストールの事前準備として、MTの mt-static/support フォルダを、Dropbox/Public/mt-static/support フォルダにコピー。Dropboxにフォルダを同期します。ここで、自分のDropboxの公開URLを確認しておきます。Dropbox/Publicフォルダ内のフォルダを右クリックして、Dropboxのウェブサイトで確認。

Dropboxのウェブサイトで確認

何かファイルを選択して「パブリックリンクのコピー」をクリックします。

パブリックリンクを確認

http://dl.dropbox.com/u/数字/ というのが自分のDropboxの公開URLです。

パブリックリンクをコピー

あとは、普通にローカルにMTをインストール。「最初のウェブサイトを作成」で、上記のDropboxのローカルのパスと、公開URLを指定する。

最初のウェブサイトを作成

最後に、mt-config.cgi でSupportDirectoryを設定。

#======== REQUIRED SETTINGS ==========

CGIPath        /mt/mt51/
StaticWebPath  /mt/mt51/mt-static/
StaticFilePath /Users/MAC_USER_NAME/workspace/mt/mt51/mt-static

SupportDirectoryURL http://dl.dropbox.com/u/数字/mt-static/support
SupportDirectoryPath /Users/MAC_USER_NAME/Dropbox/Public/mt-static/support

そして、ウェブサイトにブログを作成します。

ブログを作成

一点、注意点としてPicoテーマでは、「スタイルシート」テンプレートの@import指定で、MTSupportDirectoryURLタグを使うように書き換えます。

@import url(<$MTSupportDirectoryURL$>theme_static/pico/style_library/base.css);
@import url(<$MTSupportDirectoryURL$>theme_static/pico/style_library/pico-white/screen.css);

ブログ記事を投稿すると、Dropboxフォルダに出力されたHTMLがDropboxにシンクされて、すぐにWebからアクセスできるようになりました。

もちろん、コメントやトラックバックができなかったり、index.html を自動で見に行ってくれないなど、そのままでは使えませんが、思考実験として面白かったです。実際に使えるものとしては、MTにSyncTarget という環境変数もあります。

最初はSugerSyncを使おうと思ったのですが、Webコンテンツとしてフォルダを公開する場合は、よりファイルシステムに近いDropboxの方が適していました。この二つのサービス、できることは似ているけど、思想の違いがかなりあって、それも勉強になりました。