« プロがすすめる文章上達のための2冊 | メイン | 棚田オーナー制度にチャレンジ »

May 25, 2005

何かが変わる田植え経験!

ヴィパッサナー瞑想でお友達になったひとみさんから、久しぶりに連絡をいただきずっと行きたかった田植えに行ってきました。一言で言うと、すばらしい体験でした。まず、楽しい。それから、全身で大地とつながることを感じられます。機会があれば、ぜひぜひぜひ試してみてください!

taue0.jpg
日曜日の早朝、眠い目を凝らして千葉県の柏近くへ。電車はがらがら、乗っているわずかな人は徹夜組?まずは、必要なものをそろえようと近くのホームセンターへ立ち寄りました。田植えの持ち物ってご存知ですか?1.帽子、2.足袋型の農作業ブーツまたは地下足袋…写真は、これを選んでいる私たち。普通の長靴では泥に足がはまって動けなくなる。当初は5本指ソックスでいいかと思っていたけれど、足が冷たくなることを恐れて地下足袋にしたわけです。3.ごま油…微生物?の影響で手あれすることがあるので塗ると良いらしい。4.お弁当と水筒…パンを持っていった私たち、かなり畑に合わなくておにぎりにすればよかったと密かに後悔(笑) 5.暖かい服…水田に何時間もいると意外と冷えるので暖かいものを上にきると良い。

taue1.jpg
駅から田畑まで歩いていきました。今回は、有機農法で野菜やお米を育てている方の水田に伺いました。朝のぴりりとした空気に、水と土のにおいが混ざって気持ちいい。頭上ではヒバリが明るく、のびやかにうたっています。

taue3.jpg
恐る恐る水田に入るガールズ。ひんやり、おぉー足が動かない!、きゃー気持ちいい!という感じ。少しずつ水が染みてきて、泥を歩く感触が強くなる。手前のふたりが足に巻いているのはガムテープ。合うサイズの足袋がみつからなかった彼女たちは普通のゴムブーツ+テープでチャレンジ。足のサイズがぴったりだったら、テープで固定したおかげでぬげずに快適に一日を過ごせる。サイズが合わなかったら、やはり途中から脱げて裸足でした。でも、裸足も気持ちよかったのでは?

taue4.jpg
先生は、おおえさん。つくなり着替えたり、ごま油をぬったり、笑ったり、荷物をなくしたり、お弁当はいつ食べますか?と質問したり、準備で手間取る私たちを暖かく見守ってくださいました。ちょっとあきれちゃったかしら?おおえさんの植える姿は、さすがにさまになっていますネ。畑に置いてある苗を片手に持って、3本から5本を取り、植えます。水につかりすぎないように、でも浅すぎないように。なれるとスイスイできるけれど、最初はまっすぐ植えるのが大変。

taue5.jpg
これが地下足袋。家に帰って洗うのが大変だった!なかなか買う機会はないけれど、一足あるとこれからも使える!足袋の箱には「12枚で1000円」て書いてあったので「超安い!」と思ったのですが、なんと、12枚というのは足袋の止める部分(歯というの?)の枚数をさすのですねー。すっかり勘違いしてお店の方と大笑いした私たちでした。

taue6.jpg
ちょっと風邪気味だったので、セーター2枚着ていた私。上半身が暖かいと足が多少冷たくても大丈夫。冷たいと言っても、日中の日差しが強くなる頃には気持ちいいくらいの水温です。どこまでも続く水田が目にも鮮やかな色。日本て本当に美しくて大好き。

taue7.jpg
待っていました、お昼ご飯?!右のお写真は、有機農法で育てていらっしゃるあちさん。輝く太陽のような笑顔で、大好きになりました。農業の現状についてお話していただいたり、楽しさや大変さを教えてくださったり、ワイワイと楽しいお昼でした。左のお写真は、近隣の街からお手伝いに見えていた方々。自分の畑を持てなくても、こういう風につながることができるていいですね。
taue9.jpg
スナップエンドウ(スナックエンドウ)もあって、夏になったらトマトを収穫しに行こうと企んだ私たち!帰りにいただいたレタスの甘くて、おいしかったこと!今から次回が楽しみです。(我が家のレタスも大きく育ちますように)

お昼のときに、裸足で乾いた大地の上を歩きました。午前中に蓄積された太陽が足の裏から感じられ、ちょっとちくちくする枯れ草や誇りっぽい土の感触が懐かしかったです。幸せでした。もっとこういう機会を作りたいなーと真剣に思いました。おおえさんとおしゃべりしながらランチを食べました。お米をつくること、野菜をつくること、本当に大変な仕事だとたったの一日で痛感しました。私、やせるかもしれない。だって、あんなに心込めて作ってくださっているものを、おいそれといただけない。もったいなくてそんなにたべられない。スーパーに行くと何でも手に入って、それがどこからやってくるのか考えることもほとんどないけれど、たった1回の経験で変わります。どこかでどなたかが心を込めて作ってくださっているのです。効率などのために農薬を使わざるを得ない農家があることは事実だけれど、作物の値段がどんどん安くなり、従業者の平均年齢が67歳という状態を考えると農薬はだめ!と単純に否定できない心境になりました。やみくもに否定するだけではなく、まずは国内の農家を守ること、さらに有機農法を行っていきたいという農家を守るために、国産品を選ぶ、住んでいる地域の作物を選ぶ、有機農法で作られたものを選ぶなどアクションを通して支持する姿勢を見せることができます。そうそう、後できいた話ですが、あちさんは、この日39度以上の熱があったそうです。でも、大切に育てているものが気がかりで一日も休めないのです。まさか体調が悪いとは思えないほどの優しさだったので、心底びっくりしました。自然を前にするって、うまく言えないけれど、そういう心を作るのかもしれない。みなさま、どうもありがとうございました。

★棚田オーナー制度について


投稿者 asaka : May 25, 2005 2:06 AM

Trackback Pings

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.goodpic.com/mt/mt-tb.cgi/433

コメント

コメントしてください

英語だけのコメントは、スパムフィルターではじいてしまうので、日本語でのコメントをお願いします。





名前などを保存しますか?